親戚の家で1人の時間を手に入れる方法
普段はそれほどたくさん「自分の時間」を必要としない人でも、親族の家を訪ねると1人の時間がほしくなることがあります。人でいっぱいの家のなかで1人の時間を手に入れるには、特別な戦略が必要になります。ここではその方法をご紹介しましょう。
1人でする仕事を進んで引き受ける
元気を取り戻すためにまとまった時間が必要な時や、1日中ひっきりなしに席を外して注目を集めたくない時には、有益なことをしながら1人になるといいでしょう。誰にでも使えそうな口実を紹介します。
・犬の散歩、もしくはそのほかのペットの世話(猫のトイレをきれいにしている時に、あなたに話しかけようとする人はいません)。
・急に必要になったものの買い出し。誰かの家にいる時には、「緊急の買いもの」を喜んでかって出て、使い走りになれるように仕向けましょう。
・テーブル、リビングルーム、そのほかの場所の飾り付けやセッティング。
・皿洗い、ごみ捨て、残りものの片づけなど、ほかの人がしたがらないこと。
・友人や親族の送迎。この場合、誰かと一緒に車に乗ることになりますが、行きか帰りのどちらかは1人になれます。
・頼みごとやホストのToDoリストにある雑用をこなす。たとえば、ホストが前に話していた技術系の問題の解消や、落ち葉掃除や木の剪定といった庭仕事など。
・子どものお世話。これを実践するのは、あなたが本当に子ども好きで、子どもを楽しませることができる場合だけにしてください。子どもが複数人いて、おもちゃやゲームがたくさんあるなら、子どもたちが遊びに夢中になり、あなたを(だいたいは)放っておいてくれる可能性が高くなります。
誰かの家にいて、手伝えそうな上述の仕事が1つもないなら、何かできることはないかきいてみてください(ただし、少しばかり説得して、自分が本当に、心から手伝いたいのだと納得させる必要があるかもしれません)。
静かな時間を見つける
確実に自分だけの時間をつくりたいのなら、その時間を自分のスケジュールに組みこんでしまうというのも、1つの方法です。ほかの人たちが忙しくしている時間を探し、その時間を自分のために使ってください。
・早起きをする。早く起きて、みんなが朝食に来る前の静かな朝の時間を楽しみましょう。
・夜更かしをする。もしできるのなら、みんながベッドに入るまで起きていれば、あなたの求めている静かな安らぎの時間が手に入ります。ただし、うるさくしたり、ほかの人たちの眠りを妨げたりしないように気をつけてください。
・ほかの人たちがテレビなどを視ているときに、自分1人で過ごす。たとえば、スポーツの試合や人気の映画などが狙い目です。あなたも少し加わってから、飲みものや軽食を取りに行くことを口実にして、その場を離れるといいでしょう。
説明を用意する
いくつかの簡単な説明をあらかじめ用意しておけば、注目を集めずにその場から抜け出せます。以下に、この状況で役に立ちそうな例を挙げています。
・友人やほかの家族に祝日の挨拶の電話をかける。
・エクササイズの習慣を守る。エクササイズの習慣が、近所をぐるりと散歩するとか、近くの公園まで歩くといった簡単なものでもかまいません。ただし、家のなかでもたもたしていると、誰かが一緒に行くと言い出すかもしれません。ですから、この説明をする前に、すぐに出かけられるように準備しておきましょう。
・近くの名所を見に行く。この場合も、いままさに出かけるという時まで、自分が何をするつもりかは伝えないほうがいいでしょう。そうでないと、誰かがついて来たがるかもしれません。
・休みをとる。短い昼寝や休憩(具合が悪いと伝えても良いでしょう)が、驚くほどの効果を発揮することもあります。
どうにもならない時でも、ひとりの時間を手に入れられる、手軽で頼りになるいくつかの方法があります。たとえば、友人や職場から大事なメールが来たふりをするとか、席を外して電話をかけるふりをするという手もあります。ストレッチをするために外へ出ても良いし、トイレにこもってもいいでしょう。
Image: George Rudy/Shutterstock.com
Heather Yamada-Hosley – Lifehacker US[原文]
(訳:梅田智世/ガリレオ)
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