すぐに実践できる、ちょっと意外な「倹約のアイデア」6選
MakeUseOf:倹約の仕方については、何度も同じアイデアを聞いてきたと思います。たとえば、予算を立ててその範囲に収めること。有名ブランドでなくストアブランドのものを買うこと。リサイクルショップを使うこと。割引クーポンを集めること。でも、他にも倹約のアイデアはたくさんあります。
お金を倹約するためのアイデアを探してみたら、意外なものがたくさんありました。その中の6つをご紹介しましょう。
1. 買い物の前は水分をたくさん摂る
奇想天外なアイデアですが、科学的な裏付けがあります。水をたくさん飲んで45分たった後の被験者は水を飲んでいない被験者より長期的な観点で良い選択をしたことが研究で実証されました。これは、「漏出効果」と呼ばれ、自分の膀胱をコントロールしている人は欲望や行動もコントロールできるということです。
おかしな話ですが、買い物やレストランに行く前に水をたっぷり飲むと、良い判断ができるかもしれません。でもやり過ぎにはご用心。でないと別の意味で漏出効果が出てしまいます。
2. 使わないものは写真を撮ってから売る
倹約は使うお金を減らすだけとは限りません。自分が所有しているものをもっと効果的に活用することでもあります。何か売りに出せるものはありませんか。純粋にセンチメンタルな理由で持ち続けているものがあるなら、写真を撮ってから売ってしまいましょう。今後も使うことが無いのはほぼ確実ですし、写真を見ればそのもの自体を見るのと同じように思い出を楽しむことができます。
3. 割引クーポンに依存しない
割引クーポンを使うとお金をずいぶん節約できそうです。ただし、限度をわきまえていればの話で、下手すると買いすぎてしまいます。それでは広告主の思うつぼです。割引クーポンで買ったナゲットも、クーポンが無ければ買おうと思わなかったとしたら、クーポンのせいで倹約どころか実は余計にお金を使っていることになります。
いつもクーポンを使っている人は、1週間だけクーポンを全く使わないようにして、食糧品に使った金額を比較してみましょう。あるいは、せめてクーポンの使用頻度を減らす努力をしてみましょう。クーポンを集める時間が節約できる上に、それほど使った金額が大きく違わないことがわかり驚くかもしれません。クーポンを使うと本当に倹約することになるのでしょうか? 答えはおわかりでしょう。
4. スーパーでは会計する前に棚に2品以上戻す
Frugal Navy Wifeのダニエルさんは、食糧品買い出しリストにあるものを全部カートのバスケットに入れてから、チャイルドシートの部分に衝動買いしたいものや買うのを忘れていたものを置きます。そして最後に、なるべく2つ以上の品を店の棚に戻します。この作戦で毎月食料品に使うお金を100ドル節約できているそうです。
彼女は6人家族用の買い物をしているので普通の人はそこまで節約できないかもしれませんが、このアイデアは名案です。何も考えずにスーパーで好きなものをカートに入れるのは簡単ですが、最後に2品を棚に戻すことで、レジを通る前に衝動買いを防げます。
5. 値段を見る前に考える
買いたい品物を手に取って値札を見る前に、この品にはいくらなら払ってもいいか考えましょう。買ったものが後になって高すぎたと感じることがあるからです。せいぜい20ドルの価値しかないものを50ドルの価値があると簡単に思い込んでしまうものです。
この作戦の肝心なところは、自分が決めたことを守ることです。8ドルなら払ってもいいかな、と思って値札を見たら9ドルだったときは、買わないことです。でないとあっという間に予算オーバーしてしまいます。
6. 時給に換算して考える
これは、何かを買おうとしているときの値段を計量化するのに役立つ方法で、もしかしたらもうやったことがあるかもしれません。あなたの時給が25ドルだとして、今、50ドルの洋服を買うことを考えているとします。その服は2時間分の労働に値しますか? 1日の労働時間の4分の1に当たります。それでも買う価値があるものでしょうか?
この戦略はとても主観的ですが、自分が使うお金の価値がわかりやすくなると感じる人が多いようです。丸々2時間働いて得たお金で買う服をこの先何度も着るなら、それは良い買い物かもしれませんが、年に1度しか着ないのなら、違うでしょう。
Image: Shutterstock
Source: MakeUseOf, On Pasture
(訳:春野ユリ)
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