ツナ缶やコーン缶など、料理の一素材としてのイメージが強い缶詰だが、実際は、焼き鳥や魚のかば焼き、アヒージョ、カレーなど、それだけでごはんのお供になるものがたくさんある。ただ、缶詰を開けてそのまま食べるのはなんだか味気ない。ということで今回は、10分以内でできる、缶詰を使った“かんたん一品料理”をご紹介。
今回ご協力いただいたのは、缶詰・レトルト食品の製造・販売を行っているいなば食品さん。缶詰料理を作るなら、その道のプロに聞くのが一番なので、同社オススメの缶詰レシピ教えてもらった。
そしてもうもう一人の協力者は編集部員K。ふだん料理をほとんどしないらしく、得意料理を尋ねると「クッ●ドゥのマーボー豆腐!」と返ってきた。
うーん、今回の企画に適任! 編集部員Kの家に突撃し、缶詰クッキングに挑戦させてみた。
かんたん缶詰レシピ1
酒の肴にばっちりのピリ辛和食
まず挑戦してもらったのは「ひと口さば 味付」を使った料理。この缶詰は醤油と砂糖で味付けされたさばの切り身が入っている。そのまま食べるには濃い目の味付けだが、今回のレシピの通りに調理してみると?
編集部員K「火をほとんど使わないんで、これならさすがにできそうです!」
いざ調理開始。
「さばと三つ葉のおろし和え」
材料:
いなば ひと口さば 味付 1缶
大根 5cm分(約250g)
みつば 40g(2~3束分)
すだち 1個分
さば缶の汁 大さじ1
ということで実食タイム。大根おろしの水気が、さば缶の汁の濃さをうまく中和している。
編集部員K「ピリっとした大根の辛みがいいアクセントになってますね」
肴にぴったりで、和風の料理に仕上がっているので日本酒が合いそう。三つ葉を茹でる以外に火を使わず、料理下手でも安定した味になるのもポイント。これなら料理ができない人にとって家呑みの強い味方になる。
かんたん缶詰レシピ2
ジューシーそぼろのエスニック風卵焼き
1品目でうまい料理ができて、意気揚々の編集部員K。2品目は、今回最も期待している“いなばタイシリーズ”の一つである「とりそぼろとバジル缶」を使った卵焼きだ。
「卵焼きを作ったことはあまりないんですが、さっきYouTubeで勉強したんで大丈夫だと思います」
……不安しかない。
「とりそぼろバジルのエスニック卵焼き」
材料:
とりそぼろとバジル缶 1缶
青ネギ 3本
卵 2個
油 適宜
見栄えはいまいちだが、細かい味付けが不要なので、卵さえうまく巻ければ味は抜群! そして、この缶詰は卵と相性がばっちりだった。いなば食品さん、さすがです。「とりそぼろとバジル缶」がスパイシーな味付けなので、肴としてはもちろん、お弁当のおかずにもオススメだ。
かんたん缶詰レシピ3
5分で完成! タイ香るカレーうどん
「たっぷりコーンのマイルドミルクうどん」
材料:
チキンとタイカレー(イエロー) 1缶
食塩無添加コーン缶 1缶
牛乳 1カップ
冷凍うどん 2玉
パクチー お好みで(なくてもOK)
今回最後に挑戦する料理は、またまた登場、“いなばのタイシリーズ”の「チキンとタイカレー(イエロー)」。いなば食品の担当者さん曰く「美味しい主食がすごく簡単に作れるレシピです」とのこと。料理下手クッキングの最後を飾るのに相応しい。
「チキンとタイカレー(イエロー)」のスパイシーさが、牛乳とコーンでかなりマイルドに。子どもでも食べられる味付けになったので、休日のお父さんの“得意エスニック料理”としても使える。そして、最大の長所は調理時間で、特段ツッコみどころなく5分もかからず完成した。
今回作ってみた料理はどれも、調理器具を多用することなく、素早く作れる料理ばかり。また、缶詰自体が食べ物として完成しているので、料理をするうえで最も大事だと言える味付けを気にする必要がない。これは、料理下手にとって最大のメリットと言える。
家での晩酌や休日の思い立ったとき、さっと作れる“お手軽缶詰料理”。ぜひお試しあれ。
いなば食品HP
http://www.inaba-foods.jp/
今回紹介した以外にもたくさんのレシピを公開中
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