災害時に 子どもを安心させるためにやるべき3つのこと
大地震や台風に水害…。
今の日本に「災害が起きない安全な場所」は、残念ながら存在しないのではないでしょうか?
突然の災害によって普段の生活が奪われ、明日から避難所生活になるという可能性は誰にでもあります。そんな非常事態に見舞われた際、私たち大人以上に大きな不安や恐怖を感じるのが子どもたち。
もしもの時に慌てないためにも、災害時に子どもが発するストレスのサインや、そのケア方法についてシミュレーションしておきませんか?
災害直後の子どもの様子
『災害ストレスから子どもの心を守る本』(内海裕美・著/河出書房新社・刊)によると災害直後の子どもたちは、ショック状態に陥っているのだそう。なので、いつもと違って落ち着きがない、物音に過敏に反応する、災害が起きた時間になると気分が悪くなるなど、精神状態の不安定さから色々な異変が起こりがちに…。
しかし、中にはこうした様子を見せず、一見落ち着いてみえる“ぼーっとした状態”の子もいます。こうした感情や感覚がまひしたように、ぼーっとする状態は「解離症状」といい被災体験と自分を切り離してしまう症状なのだそう。こうした状態の子をみて「落ち着いているし特に心配ない」と大人は思うかもしれませんが、子ども自身は何をどうしてよいのか分からない茫然自失の状態。
特に体調の異変がない子でも、話しかけてもぼーっとしている場合は、心に傷を負っている可能性が充分にあることを心得ておきましょう。
「災害時に 子どもを安心させるためにやるべき3つのこと」の続きを読む
- ブーストマガジンをフォローする
- ブーストマガジンをフォローするFollow @_BoostMagazine_