日常生活に馴染みのあるモノにソーラーパネルを。発電できるブラインド
震災以降、日本でも自然エネルギーの需要が高まり、個人レベルでもソーラーパネルを設置するケースが増えている。しかし、アパートに住んでいる人がソーラーパネルを導入するのは難しい。
なぜなら、ソーラーパネルの設置には、多額の初期コストや設置場所として広い土地やソーラーパネルの重みに耐えうる頑丈な建物が必要となるからだ。そんな中、設置場所を必要としない、まったく新しいタイプのソーラーパネルが現れた。
それが「SolarGaps」である。
「SolarGaps」は従来のソーラーパネルのイメージを根底から覆し、ブラインドという古くから私たちの日常生活に馴染みのある物に形を変えたソーラーパネル。
この「SolarGaps」のスマートブラインドを使用する事によって、一般の家庭やオフィスなどの電気代を最大70%もカットする事ができるのだ。
時間帯によって変化していく太陽光が射しこむ角度に合わせて、スマートブラインドが自動的に最適な角度に調節してくれる上に、遠隔操作でブラインドを開閉する事もできるのだ。
10平方フィート(およそ1㎡)の窓あたり最大で100Wの電力を発電する事が可能で、発電した電力は屋内で使用するLED型の照明器具やパソコンなどのさまざまな電化製品に使用する事ができる。
当然、通常のブラインドとしての役割も果たすため、夏の焼け付くような直射日光もカットできて空調効率もアップするだろう。
クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて$390(約43,000円)から購入することができる(記事執筆時)。
ソラーパネルに比べて設置コストがかなり少ない「SolarGaps」。これを機会に、自宅やオフィスで発電を始めてはいかがだろうか。
SolarGaps [Kickstarter]
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