レインウェアの寿命を縮めてない?!基本の保管方法と3つの注意点
レインウェアの正しい保管方法をご紹介します。レインウェアは汚れが付着したまま保管していると、透湿性など機能が低下してしまいます。また、ずっと折りたたんで収納しておくのもNG。レインウェアを長持ちさせるためにも正しい保管方法を知りましょう!
そのレインウェアの保管方法、間違っているかも?
登山で必須のレインウェア。その正しい保管方法、実は知られていないのでは? 収納は、折り畳んでいませんか? 使った後は、ちょっと干して専用の袋に入れっぱなしにしていませんか? これらの保管方法、実は間違いです!今回は、レインウェアを長持ちさせるための正しい保管方法をご紹介します。
レインウェアの保管3つの注意点と2つのポイント
【注意①】洗わずに収納するのはNG
レインウェアの洗濯頻度は、迷うかもしれませんが、モンベルやパタゴニア、ザ・ノース・フェイスなど主要山岳ブランドでは、こまめに洗濯することを推奨しています。中性洗剤や専用の洗剤を使い、きれいに汚れを落としてから保管しましょう。汚れが残っていると、透湿性の機能が低下してしまいます。
【注意②】スタッフバッグに入れたままはNG
登山へ出かけて、雨も降らずレインウェアの出番がなかった場合、そのままスタッフバッグに入れたまま収納しがちですが、面倒でも一回一回中身を出して、風通しの良い場所でつるしておくことが大切です。折り目がついたままだと、生地にダメージがかかってしまいます。
【注意③】高温多湿、直射日光はNG
直射日光があたる場所は、紫外線がダイレクトに生地にあたり、劣化の原因になるので、気をつけましょう。また、高温多湿の場所に保管すると、カビが発生したりするので、湿気が少ない風通しの良い場所で保管しましょう。
【保管ポイント①】洗濯をしてからハンガーに吊るしておこう!
レインウェアは、使うごとに洗濯するのが理想です。見た目では汚れていなくても、目に見えない小さな大気中のチリやごみが生地表面に付着しているからです。洗濯して充分に乾燥させたら、そのままハンガーに吊るして保管しましょう。撥水スプレーをして、当て布をしてからアイロンがけをするとさらに長持ちします。
【保管ポイント②】湿気がこもらないよう、クローゼットには防虫剤などを入れておこう
日本の気候上、梅雨から秋にかけて湿気が多い季節。クローゼットの中にレインウェアを吊るして保管する時は、防虫剤や乾燥剤を入れ、カビや虫による腐食を防ぐように気を付けましょう。防虫剤を入れる時は、生地に防虫剤が直接触れないように注意しましょう。
レインウェアのお手入れは業者に依頼という手も!
レインウェアのお手入れを自分ですることに不安を抱いている人もいるかもしれません。或いは、より撥水性を復活させたい!という人も。そんな人は、アウトドア用品専門のクリーニング業者へ依頼することもできます。自分でお手入れするよりも格段に透湿性や撥水性機能が復活するので、ぜひ利用するとよいでしょう。
・あなたのレインウェア、雨はじいてる? ”2つのお手入れ方法” を徹底解説!
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