生肉を避けるべき科学的理由
寿司が好きな人にとって、刺身など生で食べる魚はとても美味しいものですが、魚以外の肉を生で食べるのはとても危険です。生の豚肉や鶏肉についている寄生虫やバクテリアは、魚についているバクテリアよりはるかに危険です。科学系情報ビデオサイトSciShowが詳しく説明しています。
どんな動物の肉も生で食べるのは危険ですが、肉のカットの仕方や保存の仕方、その動物にどのような種類の細菌や寄生虫がいるかにより、特に危険な肉があるとSciShowは説明しています。
生魚も危険な寄生虫に感染していることがありますが、一般的には冷凍されているか清潔な台所で調理されているので、恐らくは大丈夫です。でも、肉に関してはもう少し厄介であるということをSciShowのHank Greenさんは次のように説明しています。
では、牛肉、鶏肉、豚肉はどうでしょうか。こうした動物には、サルモネラ菌やコレラ菌のようなバクテリアがついていて、魚に比べると人体に対する危険度が高くなります。
牛の内臓には有害な細菌がたくさんいますが、ステーキになる筋肉の部分は違います。しかし、肉屋が肉をさばくとき消化管に穴をあけると牛肉が汚染される可能性があります。ですからステーキの表面にはバクテリアがついているかもしれません。普通は、表面をしっかり焼けば内側が赤いままでも感染性のあるものは死滅するので大丈夫です。
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