3食で1日分の栄養素。日本生まれの完全栄養食パスタ「BASE PASTA」
ライフハッカー[日本版]より転載
フード系スタートアップのベースフード株式会社が、Amazonなどで発売開始したのが世界初の完全栄養食パスタ「BASE PASTA(ベースパスタ)」。
人間が生きていくために必要な栄養素がすべて入った「完全栄養食」で、米国ではソイレントと呼ばれるミルクのような流動食などが知られています。
このような完全栄養食は、理論的にはこれだけで生きていけるので他の食事を食べる必要がないわけですが、やっぱり美味しい料理を食べて味を楽しみたいですよね。
BASE PASTA3食分で厚生労働省が定めた「日本人が1日に必要な栄養素」すべて含む
パスタと聞くと、あまり健康に良いイメージが浮かばないかもしれませんが、BASE PASTAは通常の小麦粉よりも栄養価の高い小麦全粒粉や、話題のスーパーフード、チアシードなどを練り込んでいます。
それも、栄養素はしっかり計算されていて、BASE PASTA3食分で厚生労働省が制定した「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に基づく「日本人が1日に必要な栄養素」をすべて含むそうです。
さらに、従来のパスタと比べて糖質は50%OFF、カロリーは20%OFFとなっている点も、ダイエットなどで食べ物に気を使っている人にはうれしい点ではないでしょうか。
なぜパスタなのか
それにしても、なぜパスタなのでしょうか? なぜプロテインバーのようにどこでも食べられる形の食べ物にしなかったのでしょうか?
その理由は、BASE PASTAを開発したスタートアップ、ベースフード株式会社で代表取締役を務める橋本舜(はしもと・しゅん)氏によれば単純明快で「健康を当たり前にするため」です。
つまり、サプリメントのような栄養補助食品をとるには、意識して摂取するという意識付けが必要ですが、主食であるパスタを変えることで、健康意識の低い人でも摂取する栄養を簡単に底上げできる、ということです。
BASE PASTAは完全栄養食という究極的な健康食品ではあるものの、健康意識の高い人だけを購買のターゲットにしているわけではなく、むしろ健康意識の低い人にこそ食べてもらいたい。そして、BASE PASTAで普段不足している栄養素を手軽に摂取してほしい、という健康分野で社会にインパクトをもたらす商品なのです。
消費者の側からしても、健康、栄養、ダイエットといった分野は複雑なので、できるだけ何も考えずに栄養を取りたいという需要はありそうです。普段のパスタをBASE PASTAに変えるだけでバランスのとれた栄養を摂取できるのは効率的なので、ライフハック商品ともいえるでしょう。
BASE PASTAの気になる味は?
完全栄養食品の開発にパスタが選ばれた理由は「主食だから」という理由に加えて「アレンジの高さ」もあるでしょう。2月21日、三軒茶屋のイタリア郷土料理のお店「PepeRosso(ペペロッソ)」で行われたBASE PASTAの試食会では、総料理長の今井和正(いまい・かずまさ)氏が、BASE PASTAを使った2種類のパスタ料理を披露しました。
2種類のパスタ料理が美味しかったのはもちろんなのですが、特徴的だったのはBASE PASTAの麺自体にもほんのり小麦の香りがして「麺がうまい」と感じたこと。中に練りこんである材料の存在感もあったので、シンプルな味付けでも満足感のあるパスタ料理ができそうだなと思いました。
BASE PASTAはAmazonプライムにも対応!
そんなBASE PASTAは1食650円(5食以上購入の場合は1食あたり546円)でAmazonから購入できます。さらにAmazonプライムにも対応しているので忙しい人も気軽に注文できそうです。
5食買ったほうがお得ではありますが、注文自体は1食からできるのでぜひ一度お試しください。このパスタ、コンセプトが秀逸なので日本でも売れそうですが、世界でも売れる気がします。
Photo: 大嶋拓人
image: ベースフード株式会社
source: Amazon, ライフハッカー[日本版], ベースフード株式会社
(大嶋拓人)
元記事を読む
関連記事
あなた専用の健康食がある |
スムージーを安く続けるなら |
大発明だよ よこ茹でパスタ |
- ブーストマガジンをフォローする
- ブーストマガジンをフォローするFollow @_BoostMagazine_