アニメから飛び出したレーシングカーとは?マッハGoGoGoカラーの歴代マシンを一挙振り返り!
2002年から全日本GT選手権(以下JGTC)に参戦を開始したチームマッハ。タツノコプロが1967年に制作した子供向け自動車アニメ「マッハGoGoGo」に登場するマシンをモチーフとしたカラーリングで話題を集め、スーパーGTへと移行した現在も参戦を続けています。日本のレースシーンには欠かせない存在となったチームマッハの歴代レースマシンに迫ります!
チームマッハとは?
自動車レースが題材となっているアニメ「マッハGoGoGo」。
制作を担当したタツノコプロの創立40周年記念プロモーションとして2002年に活動スタートしたのがチームマッハです。
マッハ号を実際のレースで走らせる・・・をコンセプトとしており、初年度はアメリカ製のモスラーMT900で全日本GT選手権(以下JGTC)に参戦。
当初よりチームオーナーでもある玉中哲二選手がエースドライバーを担当しています。
長年にわたって参戦を続けている事もあり、マシンやカラーリングのバリエーションは実に豊富です。
今回はマシン別に歴代参戦車両をご紹介したいと思います!
Mosler MT900R (2002~2003年)
GTのマッハ号と言ったら絶対に外せないのがモスラー!
巨大なボディーにシボレー製の大排気量アメリカンV8エンジンを搭載し、猛烈なストレートスピードで国産勢を脅かしました。
富士スピードウェイではポールポジションを獲得した事も!
玉中哲二選手とコンビを組む桧井保孝選手は、なんと登録名を三船剛(マッハGoGoGoの主人公)にして参戦していたんです。
2002年 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中哲二/三船剛 組
2003年 正義の味方 覆面レーサーX MT 菅一乗/筒井克彦 組
Vemac 320R (2003~2009年、2011年)
2002年にデビューしたヴィーマック320R。
チームマッハは更なる成績向上を目指して、2003年からヴィーマックを投入します。
その狙いは見事的中し、第3戦ではいきなり2位表彰台を獲得しました!
2003年から2009年まで連続参戦し、2011年は当初予定されていたフェラーリ458GT3での参戦が見送られた事で急遽320Rが準備されました。
マッハ号カラーで最も長く走っているマシンですね。
エンジンはホンダNSXのC32B改を搭載。
2009年からはポルシェ製3.6リッター水平対向6気筒エンジンに換装しています。
2003年 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 玉中哲二/三船剛 組
2004年 プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R 玉中哲二/三船剛 組
2005年 プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU 玉中哲二/筒井克彦 組
2006年 プロμマッハGOGOGO車検320R九州 玉中哲二/筒井克彦 組
2007年 クムホ プロμ マッハ号320R 玉中哲二/竹内浩典 組
2008年 プロμ マッハ号 320R 玉中哲二/山野直也 組
2009年 マッハGoGoGo車検320Rマッハ号 玉中哲二/赤鮫オヤジ 組
2011年 マッハGoGoGo車検320R 玉中哲二/黒澤治樹 組
Vemac 408R (2010年)
M-TEC製4.5リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載したヴィーマック最強モデル。
チームマッハはこの408Rのエンジンをポルシェ製3.6リッター水平対向6気筒自然吸気に換装して参戦しました。
元々がGT500に参戦していたマシンだけに投入直後から速さの片りんを見せ始め、2010年開幕戦鈴鹿ではトラブルによる予選ノータイムからの決勝4位入賞を果たしています。
しかし速い外車には厳しい目を光らせるGTアソシエーションの決定で、第3戦富士からリストリクター径を絞られてしまう事に・・・。
これが後々の戦績にも響いてしまい、マッハ号カラーの408Rはわずか1年で姿を消してしまいました。
2010年 マッハGoGoGo車検408R 玉中哲二/黒澤治樹 組
まだまだ出てくるマッハ号!
ヴィーマックから、フェラーリや86へ。そして、チームマッハ以外にもマッハ号がいたことを知っていますか?
詳細は次のページで!
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