初心者でも扱いやすいドローン【DJI MAVIC】発表

2016.10.3 13:00 更新

読了時間:6分39秒

ドローン業界最大手のDJIは、パーソナルドローン「Mavic Pro」を発表した。

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「Mavic Pro」は、コンパクトな機体に、賢い頭脳と簡単な操作性を詰め込んだスゴイやつらしい。

カメラに関しては、普段、iPhoneで食べたものやら旅先の風景をFacebookに投稿するくらいの筆者。
以前、一眼レフにハマった時期もあったが、細かい操作を覚えられなくてずっとAUTOモードのままだった。

そんなわけで、面白いものを撮りたい気持ちはあるけど、「ドローンは敷居が高いかなぁ」と思っている筆者なのだが、今回「Mavic Pro」の発表に参加して「ドローン、ありかも!」という気持ちになった。
そこでこの記事では、「Mavic Pro」のワクワクするポイントをお伝えしたい。

それにしても「Mavic Pro」。
なんだか堅苦しいので、ここからはマヴィックくんと呼びたい。
rが無いのでマービックではなくマヴィックが正しいらしい。
発表会でDJI JAPANの呉 韜社長もそう発音していた。

マヴィックくん。
人の名前っぽいし、スマートでイケメン風なイメージがまさにピッタリだ。

2

「Mavic Pro」改め、マヴィックくん。
折りたたむと500mlペットボトルくらいのコンパクトさ

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広げるとこれくらい。

マヴィックくんのイイところを3つ紹介したい。
本当はもっとあるが、話が長くなるので今回は割愛する。

マヴィックくんワクワクポイントその1:コンパクト

大きさは500mlペットボトルほど。
この大きさなら普段のバッグにも入るし、旅行やキャンプでも持っていけるサイズだ。
重さ743グラムで、4Kカメラ装備。
ちなみに、これがどれくらい「コンパクト」なのかというと、同社の同等の性能で、主力モデル「PHANTOM4」は、重さが1,380グラムなのでマヴィックくんは半分の重さ。

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コントローラーもコンパクト。
ちなみにコントローラーがなくてもスマホだけでも操作できる。

マヴィックくんワクワクポイントその2:操作が簡単

ドローンはラジコンみたいでカッコいいのだが、操作が難しそうだ。
飛ばしている最中、木にぶつけたり、着陸が下手くそで落としたりしないか心配!

しかし、そこはマヴィックくん。
持ち主ががんばって操縦しなくても、機体がうまいことやってくれる。

うまいことやってくれる機能の一部を紹介しよう。

■障害物を自動で回避
前方の障害物を検知し、自動で避ける。時速36kmまでのスピードであれば、Stereo Sightによって、進行方向最大15m先にある障害物を検知し、回避ができる。

■ホバリングも簡単
ドローンで難しいのがホバリング(空中の位置を保っていること)だが、マヴィックくんはStereo Sightシステムを利用し、3次元で認識し室内、屋外問わず、ほとんどすべての場所で安定したホバリングを可能。
さらに、自動で離陸場所とほぼ同じ場所に正確に着陸ができるので、ドローンがはじめでも安心して飛ばすことができる。

マヴィックくんワクワクポイントその3:めっちゃ賢い

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マヴィックくんを動かすには専用アプリ「DJI GO」をスマホにインストールすることが必須。
このアプリはドローンの操作だけでなく、撮影した映像の編集からSNSへのポストまでいっぺんにできて、facebook Liveにも対応済み。
撮影してサクッとSNSに投稿できるのは便利だ。

さらに撮影も自動でやってくれる優れもの。
その一部がコレ。

■ジェスチャーモード
遠隔操作でセルフィーできる機能。
マヴィックくんに向かって両手でポーズするだけで、シャッターを切ってくれる。
未来っぽくてドキドキするぞ。

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■ActiveTrack
撮影している映像をスマホ画面で確認しながら、被写体(人や動物、自転車、車、ボートなど)をタップすると、マヴィックくんが、被写体をロックオンしてずっと追いかけて撮影してくれる。
撮り方は「後ろから追いかける」「前から撮る」「横から撮る」「被写体の回りをぐるぐる回って撮る」等、色々選べる。お父さんが子どもを追いかけてなくても、マヴィックくんにお任せで格好良い動画が撮れる。

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このような機能を搭載している賢いヤツなのだ。
これらを駆使すると、こんなカッコイイ動画が撮れる。

いかがだろうか。
こうしてみると、ドローンを持つのも面白そうだ。

ただ、残念ながらマヴィックくんもいいところばかりではない。

マヴィックくんのイマイチなポイント:お値段高め

これだけの優れたスペック故、価格は税込119,800円とお高め。
しかし、これだけの高機能と小型化でこの価格は、これまでと比較するとかなり安い。
ただ、はじめてドローンを買う人には、やはり高いだろう。

その他に、ドローンには予備バッテリーが必須。
マヴィックくんの持ちは27分なので、替えのバッテリーが何本か必要になってくる。
バッテリーは別売り税込10,584円だ。

「Mavic Pro」の購入は、DJIの公式ウェブストアから

補足
「Mavic Pro」は航空法の対象になるドローンだ。
飛行の際は注意が必要していただきたい。
関連記事として、ドローンのルールご存知ですか?もおすすめしたい。

まとめ
初心者にも扱いやすいパーソナルドローン「Mavic Pro」。
今はまだ気軽に買える値段ではないが、家庭用ハンディカムのように、一家に一台ドローンを所有する未来を感じさせるモデルだ。

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