第1回 ドローン・オープンフライトコンペティション
イベント詳細
開催概要
目的
昨今世界各地でドローンレースイベントが開催され盛り上がっています。航行のスピード技巧+「航行の精度」を競い合うレースイベントを催します。ドローンの自律制御・ソフトウェア技術も航行スピードと精度向上を促します。ドローンのオペレーション技術&ソフトウェア技術が、エンタテイメントとともにさらに、これからの新しい産業創生そして社会課題解決につながる重要な技術になることを参加者皆様とともに業界内外に発信・実感してもらうことを目的としています。
概要
日時: 10月1日(土) *予備日10月2日(日)
場所: 軽井沢風越公園グラウンド 11時開場/14時開会~17時閉会
競技内容: レース部門(運搬+撮影+制限区域飛行)と自由プログラミング部門(技術+演出)
航行モード:自動航行・マニュアル航行どちらも可。
賞金:レース部門優勝者7万円、自由プログラミング部門優勝者3万円(副賞も検討中)
参加費用: 無料
参加資格者: オープン
「付則事項」の技術習得、および、遵守事項を徹底できる方
定員:30組50名まで。(個人参加・チーム参加もどちらも可)
スケジュール
11:00 開場
12:00 ターゲット・フィールドの公開 ->航行練習
13:30 受付
14:00~14:30 オープニングとルール確認
14:30~16:00 レース部門
16:00~16:30 自由プログラミング部門
16:30~17:00 表彰とクロージング
17:00 解散
レース部門
<ルール> (多少変更可能性あり)
制限時間2分以内に
1.フィールドに設定された対象への玉入れ
(テニスボールを持ち運び、直径50cmの穴に入れる)
2.カメラを使い、ターゲット(名刺サイズ)の撮影と情報の読み込み
3.フラフープ潜り(直径2m, 1.5mの2つの輪)
フィールド内には飛行制限区域(侵入すると減点)を設定。
*上空にドローンを飛ばし、制限区域に侵入しているか否か観測・判定。
フィールド外に出た場合は即失格(RTLボタンを押すこと)
得点は、正確性とスピードのポイント加点・減点方式。
採点表
玉入れ | 撮影・読み込み | フラフープ | 飛行禁止区域 | スピード(順位) | |
---|---|---|---|---|---|
成功:5点 | 正解:5点 | 2回成功:10点 | 侵入ごとにー3点 | 1-3位 | 30点 |
4-6位 | 20点 | ||||
1回成功:5点 | 7-10位 | 10点 | |||
失敗:0点 | 不正解:0点 | 11~15位 | 7点 | ||
失敗:0点 | 16-20位 | 3点 | |||
21位- | 1点 |
自由プログラミング部門
<ルール> (多少追加・変更可能性あり)
- プログラミングした内容を審査員(Randy)に提出
- 制限時間解説30秒以内、演技30秒以内。
- 複数同時飛行も可。
- 採点方法:Randyによる審査
技術点(プログラムの内容):1-10点
演技点(飛行のアクロバットさ):1-10点 (墜落は0点) - 航行の条件:運動内側かつField上空10mまでの航行であること(逸脱した場合は即RTH)
- 機体の条件:汎用機、自作どの種でも可。 (確実にRTH機能が機能すること)
その他事項
- 14:00 風越公園グラウンドに集合ください。また、荷物置き・機材セット場所は総合体育館内会議室を使用いただけます。http://www.kazakoshi-park.jp/gymnasium/index.html
- 当日雨天・強風の場合は翌日に順延とします。 同一タイムラインで10月2日(日)プレジデントリゾートスキー場にて競技を行います。 隣接食堂が荷物置き・機材セット場所となります。ゲレンデ前に14:00集合ください。http://presidentresort.jp/snowpark/gelande_new.html
- 当日雨天・強風の場合の順延・中止の場合は前日18:00に登録Mailに連絡します。
- 競技使用のドローン機体価格は100万円以下であることを条件にします。 (高額・高性能ハードウェア製品での参加はレースの趣旨と異なるため)
- 電波:公平性を考慮し、特別な許可や資格が必要なものは使用しないでください。
- フライトコントローラーの制限はありません。
- 安全対策として、フィールドの要所に監視人を配置いたします。
- 現地集合&解散。 現地までの交通と宿泊手配は各自ご準備いただきます。
参加申し込み
こちらのURLにて、申し込みください。
https://questant.jp/q/dronecompe_2016
付則事項
参加前に下記基本技術は習得していること
項目 | 内容 |
---|---|
離着陸 | 操縦者から3m離れた位置で、3mの高さまで離陸し、指定の範囲内に着陸すること。この飛行を5階連続して安定して行うことができること。 |
ホバリング | 飛行させる者の目線の高さにおいて、一定時間の間、ホバリングにより指定された範囲内(半径1mの範囲内)にとどまることができること。 |
左右方向の移動 | 指定された離陸地点から、左右方向に20m離れた着陸地点に 移動し、着陸することができること。 この飛行を5回連続して安定して行うことができること。 |
前後方向の移動 | 指定された離陸地点から、前後方向に20m離れた着陸地点に 移動し、着陸することができること。 この飛行を5回連続して安定して行うことができること。 |
水平面内での飛行 | 一定の高さを維持したまま、指定された地点を順番に移動する ことができること。 この飛行を5回連続して安定して行うことができること。 |
遵守事項
- 第三者に対する危害を防止するため、第三者の上空で無人航空機を飛行させない。
- 飛行前に、気象、機体の状況及び飛行経路について、安全に飛行できる状態であることを確認する。
- 5m/s以上の突風が発生するなど、無人航空機を安全に飛行させることができなくなるような不測の事態が発生した場合には即時に飛行を中止する。
- 衝突や後方乱気流による影響等を避けるため、航空機には接近しない。
- 酒精飲料等の影響により、無人航空機を正常に飛行させることができないおそれがある間は、飛行させない。
- 飛行の危険を生じるおそれがある区域の上空での飛行は行わない。
- 不必要な低空飛行、高調音を発する飛行、急降下など、他人に迷惑を及ぼすような飛行を行わない。
- 飛行前後の点検をすること。
飛行前の点検
- 各機器は確実に取り付けられているか ・モーターの異音はあるか
- 取り付け部分のゆがみ、軸ベアリングの摩耗によるガタ、砂などの混入による引っかかり、等につきモーターを回転させながら確認すること。
- プロペラに傷やゆがみはあるか
- 取り付けの回転方向の確認、傷の状態を目視点検、プロペラの両先端を少し持ち上げカーボン内部の損傷状態を確認、羽のコシの状態の確認。
- バッテリーの充電量は十分か
- 機体搭載前に容量と電圧に適った充電方法により十分な電力を蓄えておく。
- 電源投入前にはバッテリー外観に損傷がないか、ふくらみなどが発生していないか、コネクターの端子が汚れていないか等を確認する。
- バッテリーを機体に搭載する際に、専用の計測器を用いてバッテリーセルの電圧値とばらつきを確認する。
- 飛行前後の点検をすること。
飛行後の点検
- 飛行後の点検 ・機体にゴミ等の付着はないか
- ネジのゆるみはあるか
- 各箇所のネジのゆるみを目視確認し、ゆるみがあれば増し締めを行う。そのための工具も事前に準備しておく。
- モーターやバッテリーの異常な発熱はないか
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