楽天、キャリア化に名乗りあげ。ケータイ市場はどうなる?
楽天、やる気だ…!
本日、楽天が携帯キャリア事業への新規参入を目指すことを発表しました。これまで楽天は「楽天モバイル」としてキャリアから回線を借り受けている「MVNO」事業を展開していましたけど、ひょっとしたらMNO(キャリア)となるかもしれませんね。
発表の背景としては、総務省による周波数割り当ての追加検討があります。総務省は増加の一歩をたどる携帯電話ネットワークのトラフィックに対応するために、新たに4G周波数帯の1.7GHz帯、3.4GHzを携帯電話事業向けに割り当てを検討。楽天はこれに名乗りを上げたことになりますね。
え? 既存のキャリアは? となりますけど、そりゃードコモ、ソフトバンク(&ワイモバイル)、KDDIも電波は欲しくてほしくてたまらないぜ! という状態だと思うので、三つ巴ならぬ四つ巴になることは確実でしょう。
楽天が周波数を勝ち取れるか…はわかりませんけど、もしゲットできれば、2019年中のサービス開始を想定し、サービス開始時には約2,000億円。2025年には最大6,000億円の資金を確保する予定だとか。規模がすごいですね…。
この周波数割当が確定するのはおそらく2018年3月末。壮絶を極めると思われる電波争奪戦はどうなるのか? 新たなキャリア「楽天」の誕生によって、市場はさらに競争力が生まれて活性化。ユーザーへのサービスが上がったり、料金が下がったり!?
…するのかな? したら面白いなぁ。
Image: 楽天
(小暮ひさのり)
元記事を読む
- ブーストマガジンをフォローする
- ブーストマガジンをフォローするFollow @_BoostMagazine_