自宅で本格カレーが食べられる “東京カリー番長”のスパイスの定期便

2017.12.10 17:07 更新

読了時間:3分34秒

“カレースター”なる男が始めた、スパイスの定期便

J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。11月30日(木)のオンエアでは、株式会社エアスパイス代表で、「カレースター」の肩書を持つ水野仁輔さんをゲストにお迎えしました。

カレーに関する本を40冊以上も出している水野さんは、1999年にカレーに特化した出張料理集団「東京カリ〜番長」を結成し、全国を飛び回っています。

そもそも、カレーにどうしてそこまでこだわるようになったのでしょうか?

「小学校1年生の頃に出会ったカレー屋さんが、とにかく全てのきっかけだった」と水野さん。そのお店には小・中・高と通い続けたそうなのですが、水野さんがどこかで聞いた話によると、「赤ちゃんって、2歳か3歳くらいまでの間に、そこにいるときに嗅いだ香りが、その後の味覚に影響するんです」とのこと。水野さんの場合は小学1年生からですが、それを高校生まで嗅いでいるため、それに近い感覚でカレーが味覚に影響しているのかもしれませんね。

そのお店は現在、閉店してしまっているのですが、静岡の「ボンベイ」というカレー屋さん。「そこのせいです。僕がこうなってしまったのは」と、水野さんは断言していました(笑)。

そんなきっかけでカレーにハマった水野さんですが、最近では「エアスパイス」という会社を立ち上げました。「エアスパイス」では、毎月、カレーのスパイスをお客さんの自宅に届けるというサービスを行っています。

○月はキーマカレー、○月はフィッシュカレー…というように月ごとにカレーが決まっていて、購入した月のカレーのスパイスとレシピが毎月自宅に届くのだそう。

「スパイスが4人分だけ、使い切りで入っているので、スパイス以外の材料…玉ねぎとかお肉とかを自分で買っていただくと、自分のカレーが作れるんです」と水野さん。すごく便利ですね!

最近は「スパイスカレー」が注目されていますが、自分でスパイスを揃えたり、次いつ使うかわからないスパイスを何種類も買うのは二の足を踏んでしまいますよね。水野さんの周りにも、スパイスカレーに興味があっても、そのハードルがあるため、挫折してしまう人が多かったそう。

「みんながいろいろめんどくさいって言ってる、そのめんどくさいところだけを僕がやれば、みんな作ってくれるのね、みたいな。約束だよ、みたいなサービスです(笑)」(水野さん、以下同)

本格的なスパイスカレーが手軽に作れる「エアスパイス」のサービス、利用しない手はないですよね。ちなみに水野さんのご自宅には、70〜80種類くらいのスパイスがあるそうですが、美味しいカレーを1種類作るなら、7〜8種類のスパイスがあればいいとおっしゃいます。

「メジャーなのはクミン、コリアンダー、ターメリック、レッドチリ。僕はこの4つを四天王って呼んでるんですけどね。この4つがあれば、まぁしばらく楽しめます」

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