「iPhone X」カメラ性能指標で惜しくも2位。Pixel 2の牙城崩せず
くっ…惜しい!
毎年恒例ですが、今年も画質がバッチリ向上した「iPhone X」のメインカメラ。さらに光学式手ぶれ補正も強化されているとのことで、個人的にも早くいろんな場所に持ち出したくて仕方ないのですが…どうやらカメラ撮影品質のベンチマークとなるDxOMarkのモバイル部門では、惜しくも2位につける結果となったようです。
DxOMarkはスマートフォンに限らず、カメラのレンズ製品などのベンチマークとしてもよく知られています。そしてモバイル部門の第1位として君臨しているのは、先月発表されたGoogle(グーグル)のリファレンススマートフォンこと「Pixel 2」。シングルレンズで…いやシングルレンズだからこそなのか、このスコアは立派の一言です。
ただしですよ、iPhone Xの静止画の品質スコアは101で、Pixel 2の99を上回っているのです! 一方、動画の品質スコアはiPhone Xが89でPixel 2が96。つまり、静止画を撮影するならiPhone Xが抜き出た品質を達成していることがわかりますね。
そして全体スコアでiPhone Xと肩を並べるのが、Huaweiの「Mate 10 Pro」。ライカが開発に協力したデュアルレンズの威力は強力で、一気にiPhoneに並ぶほどの品質を達成してきました。いやほんと、この急成長っぷりはすごいですよ…。
毎年向上し続けるスマートフォンのカメラ画質ですが、最近はAIを利用したボケ機能などもくわわり、高級コンデジの背中すら見えてきた感があります。いずれ、お出かけ用のカメラはスマートフォンだけですんでしまうようになるのでしょうか?
Image: hurricanehank / Shutterstock.com
Source: The Next Web
(塚本直樹)
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