ご近所調査[1] マンション・アパートのご近所付き合い、賃貸と持ち家でどう違う?
これからマンションの購入を考えている人や、別のマンション・アパートへの住み替えを検討している人は、物件の詳細はもちろん、ご近所付き合いに関しても気になるのではないでしょうか。集合住宅では、それほどご近所付き合いをしていないイメージがありますが、実際のところはどうなのか、賃貸と持ち家で違いはあるのか、ズバリ調査してみました。これから購入・住み替えを考えている人は必見です!
「住人同士で交流がある」は賃貸で2割、持ち家だと4割という結果に
マンションやアパートに住むとき、部屋の住み心地はもちろん、同じ階に住む人や子どもがいる家庭同士の交流、通勤時間が同じ人との挨拶(あいさつ)など、住人との付き合い方も気になりますよね。
賃貸と持ち家で比較すると、交流がある人は賃貸住宅では22.3%(「よく交流がある」「ときどき交流がある」「たまに交流がある」を含める。以下同)、持ち家では42.6%で、購入した人は簡単に住み替えをすることができないため、賃貸で住んでいる人よりも近所付き合いを大切にしている様子が分かります。
また、「交流がない人」を子どもがいる人といない人で比較すると、子どもがいない人では14.0%、中学生以下の子どもがいる人は44.5%でした。子どもがいると、保育園や幼稚園、小学校が同じだったり、生活のサイクルが同じ人同士がエントランスや自転車置き場などで会うことが増え、自然と会話が増えるのでしょう。また、子ども同士が遊ぶことで深いつながりも出てくるのかもしれません。
「交流がある」という人に、実際にどのような交流があるのか聞いてみました。
【賃貸】
・挨拶程度(男性・26歳)
・同じ階の方と旅行のお土産を渡したり、お裾分けをいただいたりする(女性・32歳)
・キャンプや花見に行く(女性・44歳)
・外で会えば世間話をしたり、子どもと年の近い子がいるお隣さんとは家の周りで遊んだり。一緒に出かけることもある(女性・23歳)
【持ち家】
・子ども同士が学校に一緒に登校している(男性・38歳)
・自治会や管理組合の会合がある。妻や子どものお友達との飲み会や、遊びの面倒をみている(男性・45歳)
・犬の散歩をさせながら、会話をし、交流している(男性・47歳)
・ゴミ回収の日に、ごみ置き場で顔を合わせるとよくしゃべる(女性・42歳)
男性、女性ともに、旅行のお土産のやりとりをはじめ、管理組合の集まりで会ったり、子どもやペットなど共通の話題がある人と会話することが増え、飲み会やキャンプを開催するなど、つながりが深くなる人が多いようです。
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