北野武・大森南朋インタビュー。「アウトレイジ 最終章」の制作秘話に迫る

2017.10.13 12:07 更新

読了時間:2分28秒

『アウトレイジ 最終章』北野武&大森南朋インタビュー「不条理な話はエンターテイメントとして面白いんだよね」

北野武監督18作目となる最新作『アウトレイジ 最終章』が、10月7日(土)より全国公開となります。本作で、監督を務めながら主人公・大友を演じた北野武さん。そして、今回シリーズ初登場ながら大友を慕い行動を共にする市川を大森南朋さんが演じます。

インタビューでは「ヤクザの不条理さはサラリーマンにも共通している」など数々の名言が飛び出しました。

――本作、最終章ということでシリーズのファンとしては寂しくもありますが、見事な終わり方で感動してしまいました。監督はどの様にこの物語を終わらせようと思いましたか?

北野武:(日本最大の暴力団組織となった)花菱会に元証券マンの“現代ヤクザ”が組長として入ってきて、周りの叩き上げのヤクザはイライラ。そこから対立が生まれていくという話。同時に、大友は(日本と韓国に強大な影響力を持つフィクサーである)張会長にお世話になった恩義があって「絶対恩返しをしなくてはいけない」という古いタイプのヤクザで。でも、張会長のためにやっていることが「かえって迷惑」って言われて、こりゃまた失礼しました、って(笑)。日本の花菱会と、韓国の張グループが海をまたいで対立してるとこに、花菱会の内部で権力闘争も起きて、そこへさらにコッテコテの古いヤクザである大友が戻って来ちゃってめちゃくちゃになる話だね。

――大森さんは初めての「アウトレイジ」シリーズに参加でいかがでしたか?

大森:もう、すごく憧れだったので本当に呼んでいただけたことが嬉しくて、最高の気持ちで現場入りしました。現場はすごく緊張感があったんですけど、市川は大友を慕っているので僕も武さんとずっと近くにいて。そんな役をいただけて光栄でした。

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