話題をさらった名作映画「ラ・ラ・ランド」を楽しむための3つのポイント

2017.10.3 17:07 更新

読了時間:2分19秒

映画コメンテーター有村昆解説! 映画『ラ・ラ・ランド』が分かる3つのポイント

第89回アカデミー賞最多6部門受賞。日本でも2月に劇場公開され、興行収入43億円超えを記録した、まさに今年を代表する映画といっても過言ではない映画『ラ・ラ・ランド』。でも、なんとなく見そびれている……という人も多いのでは?

そんな方の為に、『ラ・ラ・ランド』のDVD・Blu-rayの発売を記念して、モデルの泉里香さん、お笑い芸人の村本大輔さん(ウーマンラッシュアワー)、映画コメンテーター・有村昆さんがトークイベントを実施。有村さんが「これさえ抑えれば『ラ・ラ・ランド』が分かる!」という注目すべきポイントを教えてくれました。

【その1】 
当時弱冠31歳のデイミアン・チャゼル監督。『セッション』で話題になって、2年後に『ラ・ラ・ランド』を撮るわけですが、31歳でこれだけの才能が開花することはハリウッドでは稀なケースで、ついに世代交代が起きた! と言われております。
特に素晴らしい演出が出だしの高速道路の長回しで、あれはルベツキという撮影監督が『バードマン』、『ゼロ・グラビティ』で多用した長回しをミュージカルでやっているとどうなるか試していることがデイミアン・チャゼルは素晴らしかった。

【その2】 
エマ・ストーン、ライアン・ゴズリングの一発撮りの演技力。これも長回しですが、「オーディション」と「シティ・オブ・スターズ」という曲がですね、アン・ハサウェイが『レ・ミゼラブル』で「夢やぶれて」という曲もワンテイクで撮っているんですが、それと同じ手法で耳の中に小さなイヤホンを入れてワンテイクで撮って、ピッチが若干ずれているんですが、それも素晴らしいというので演技賞を受賞されました。

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