仕事の効率もアップ! デジタルライフの疲れ目を簡単に癒す5つの方法
パソコンでの作業が多いビジネスパーソンにとって、切っても切れないのが目の疲れ。しかし、視力回復・脳力開発の第一人者として活躍する中川和宏さんは、「実は目だけでなく、目と脳が疲れているんです」と言います。
では、目と脳はどのような関係性があり、目の疲れを回復するためには、どのようにすれば良いのでしょうか。中川さんに、目が疲れる仕組み、予防と対策について聞いてみました。
目の疲れは脳の疲れ。視覚情報過多社会の疲れ目とは?
中川和宏(なかがわ・かずひろ)
情報化社会に生きる日本人の目と脳を守ることを目的に「ビジョンサロン」と「集中力塾」を設立。独自に研究、開発した中川式メソッドを通じて、視力回復やスマホ老眼対策などの「目を鍛える」分野、やる気・集中力などの「脳と心を鍛える」分野でカウンセリングを行うとともに、メディアにも多数出演。著書に「はたらく人の目の強化書」がある。ボルチモア視力眼科アカデミー研究員。公式サイト
「見るという行為は、網膜で受け取った光を電気信号に変換して、視神経を通じて、脳で映像に変換される作業。つまり、目から情報が入るということは、脳を使っているということ。目の疲れは脳の疲れに直結します」と中川氏。
特に、パソコンとスマホが普及している現在は、視覚情報過多社会。常に情報が目から入ってくることで、目が疲れて脳のパフォーマンスも低下しがちとのこと。
「脳が疲れると、集中力や記憶力、想像力などが低下します。仕事上でのケアレスミスも増えるでしょう。そうならないためにも、目の疲れを緩和するケアが重要になるのです」(中川氏)
パソコンやスマホが目を疲れさせる3つの理由
では実際に、私たちはどれほど目を酷使しているのか。一例として、編集部・開發(かいほつ)のある1日で、目を使っている時間を計ってみると、「パソコン8時間、スマホ2時間、本30分〜1時間、テレビ2時間」という結果に。なんと、パソコンとスマホだけで、1日に10時間も画面を見続けていました。
この結果に中川さんは「典型的な現代の疲れ目です。開發さんは27歳ですが、眼球年齢は40歳を超えているかもしれません」と警鐘を鳴らします。
「現代の疲れ目は、2000年以降のパソコンの普及と2010年以降のスマホの普及が大きな要因。爆発的に加速しました」と語る中川さん。さらに、パソコンとスマホによる疲れ目には、3つの大きな理由があると言います。
1つめは、距離の問題です。
「人は遠くを見るときに、外眼筋という大きな筋肉でピントを合わせ、近い距離は毛様体筋という小さな筋肉でピントを合わせています。そもそも、目の疲れはピントを合わせる筋肉が疲れて凝り固まり、血流が悪くなることからきています。小さな筋肉の方が疲れやすいので、パソコンやスマホなど手元を見るときに使う毛様体筋の酷使が、疲れ目の原因の1つになります」(中川さん)
2つめは、お馴染みのドライアイ。パソコンやスマホの画面を見続けていると、まばたきの回数が減って、眼球が乾いてしまうのだとか。
そして3つめが、ブルーライトの問題です。中川さんは、「ブルーライトの波長は網膜まで達します。そうすると、肌の日焼けと同じようなことが、眼でも起こります。僕は“パソコン・スマホ焼け”と呼んでいますが、簡単に言えば、眼に炎症が発生します。頻繁に炎症を起こすと、老化の原因にもなるので注意が必要です」と、その危険性を指摘します。
5つのケアで疲れ目を癒して、脳のパフォーマンスをアップさせる
脳のパフォーマンスを落として、仕事の効率や生産性にも影響する疲れ目。いったい、どうすれば緩和することができるのか。中川さんによると、たった5つのことで、簡単に眼の疲れを癒して、脳力を上げることができるのだとか。
1:眼をパチパチするだけ「クロージング・オープニング」
目をギュッと閉じて、大きく見開くだけ。目のまわりの筋肉が動くことで血流が改善し、凝り固まった筋肉を柔らかくします。また、目の筋肉自体を鍛えることにもつながります。さらに、まばたきすることで涙量の増加や、ドライアイの改善にも期待できるそうです。最も簡単な疲れ目対策です。
2:眼球を動かして筋肉をほぐす「シフティング」
右手・左手、どちらかの人差し指を自分の眼の高さで左右に50cmほど動かし往復させます。同じように、上下・右上から左下、左上から右下とそれぞれ10往復。指の動きを追いかけるように見つめることで、目の筋肉がほぐれ、血流がよくなるそうです。
3:目のまわりを温める
疲れ目は筋肉の凝りによる血流障害が要因とのこと。温めることで血流が改善し、疲れ目の緩和につながるそうです。たとえば、暖かいおしぼりで目を覆ったり、湯船にしっかりとつかりカラダを温めるだけでも、目のまわりの血流改善につながるとのことです。
4:ブルーライトのカット
ブルーライトカットのメガネを着用したり、スマホの輝度を落としたりするといいでしょう。最近は、スマホの機能自体で、ブルーライトを減らす設定があったりするので、それを活用するのも1つの方法です。もし可能なら、週に一度はパソコンやスマホの画面を見ない日をつくりましょう。
5:睡眠時の感覚遮断で目を休める
電気やテレビを付けたまま寝ると、目を閉じていても光が入ってくるので、目や脳を休ませることはできません。真っ暗な部屋できちんと睡眠をとりましょう。しかし、最近は空気清浄機や待機状態の家電からも小さな光が発せられています。そういった小さな光も目や脳に負荷を与えるので、できればアイマスクなどを使うことをオススメします。
疲れ目を科学した目薬を活用して、手軽にスッキリさせる
これら、5つのメソッドに加えて、疲れ目対策に加えておきたいのが、目薬の活用です。最近は、高機能の目薬が注目されていますが、なかでも、「Vロートプレミアム」のようなデジタルライフで酷使した目の疲れ改善をテーマに研究・開発された一本を選ぶといいでしょう。
この「Vロートプレミアム」は、パソコンやスマホの使いすぎからくる疲れ目の原因、「筋肉の凝り」「乾燥」「ブルーライトなどによる炎症」にアプローチする目薬。
たとえば、ネオスチグミンメチル硫酸塩とPAB処方(※1)により、目の毛様体筋にアプローチして、ピント調節機能を改善することで目の疲れに効果が。また、乾燥による目の疲れには、涙を保持して角膜を保護するコンドロイチン硫酸エステルナトリウムを配合。ほかにも、硫酸亜鉛水和物やグリチルリチン酸二カリウム、アラントインにより、ブルーライトなどによる眼の炎症を鎮めてくれるなど、国内最多の12有効成分(※2)が1滴に凝縮されています。
前述した眼球年齢40歳ほどの編集部・開發が試したところ、まず思ったのが、爽快で気持ちいいさし心地。「目の奥にまで染み渡り、じんわりと広がる気持ちよさでした」とのこと。また、「Vロートプレミアムは、どんな角度でも雫が出るので、首を大きく傾けなくても、ラクな姿勢で点眼できていいですね」と、使い勝手の良さも印象に残ったそうです。
デジタルデバイスが普及した現代は、人類史上で最も疲れ目が深刻になっています。中川さんは「疲れ目は脳のパフォーマンスの低下に加えて、長期的には眼病の原因となる恐れもあります。疲れたら早めに対策することが重要」と言います。今回紹介した5つの疲れ目対策と「Vロートプレミアム」を活用しながら、目に疲れを残さずに、仕事の効率やパフォーマンスを上げていきたいものですね。
※1: パンテノール、L-アスパラギン酸カリウム、ビタミンB6(「6」は下付き文字)
※2: 一般用眼科用薬製造販売承認基準内最多有効成分配合
Source: Vロートプレミアム
(文:林田孝司、写真:木原基行)
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