ご飯や唾は効果あるの?魚の骨が喉に刺さった時の正しい対処法
秋はサンマが美味しい季節ですよね。ただ、焼き魚で食べる際、困るのが細かい骨…。
皆さんの中にも、うっかり喉に魚の骨が刺さってしまったという経験をされた方は多いのではないでしょうか?
今回は、耳鼻咽喉科の岡田先生に、魚の骨が喉に刺さった場合の正しい対処法や、巷で取れると噂の方法など、気になる疑問についてお話を伺ってきました。
魚の骨が喉に刺さってしまう原因
喉の一部分、特に中咽頭(咽頭は上、中、下とあります)と呼ばれる領域は嚥下(飲み込み)の際に、外からの危険物が食道に入り込まないようにブロックをする役割を担っています。
中咽頭の入口は、軟口蓋、口蓋垂(のどちんこ)、口蓋扁桃で成り立っていて、魚の骨が刺さりやすい部位は口蓋扁桃部と舌根部(舌の後ろ)です。
魚の骨は食道に入ると食道に穴を開けかねない危険物なので、嚥下の際に魚の骨が中咽頭に刺さるのは、体の正常な防御システムともいうことができます。
喉に刺さった魚の骨は放置して大丈夫?
小さい骨であれば、ほとんどが自然と抜けるので放置しても問題ありません。唾液を飲む嚥下運動などは自然と喉の粘膜から異物を出す動きをします。
痛みが強かったり、大きな魚の骨であれば、早めに耳鼻科に相談されてください。
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