がんばらない掃除術【カーテンのカビを取る方法】
カーテンに生えてしまったカビを、ご家庭で洗濯するための方法を紹介。頑固なカビもほんの少しの手間で落とせる、消毒用エタノールを使った+αの方法もあり。カーテンのカビの原因とその対策方法も合わせてチェックして、清潔なカーテンを保ちましょう!
目次
カーテンにカビが生えてしまう原因
カーテンのカビの落とし方
カーテンに生えるカビを予防する、2つのポイント
カーテンのカビの落とし方
カーテンにカビが生えてしまったときは、酸素系漂白剤を使って洗濯する方法がとっても簡単です。
カビが生えたカーテンの洗濯方法
【用意するもの】
洗濯ネット・・・1枚
液体酸素系漂白剤・・・適量
【カーテンの洗濯方法】
最初にカーテンが洗濯できる素材かどうかを確認しましょう。「洗濯機可」のマークがあれば、ご家庭で洗濯することができます。「水洗いNG」マークの場合は、クリーニング業者に相談してみてください。
洗濯できることが確認できたら、カーテンからフックを外していきます。カーテンフックをつけたまま洗濯すると、生地がひっかかり、破れたり傷んだりすることがあるので、必ずフックを外すようにしてください。
次にプリーツに沿って、カーテンを丁寧に畳んでいきます。キレイに折りたたむことで洗剤が隅々まで行き渡るようになり、汚れの落ちが良くなります。畳み終わったら、洗濯ネットに入れて準備完了です。
洗濯機に酸素系漂白剤を入れて、30度以下のお湯で洗濯します。コースは「手洗い」や「ドライ」など、水流が弱めのコースを選んでください。
脱水に時間をかけるとカーテンの繊維が傷んでしまうので、レースカーテンなら30秒、布カーテンの場合は1分程度にしましょう。
脱水が終わったらカーテンレールに戻し、軽くたたいてしわを伸ばします。扇風機を当てたり、エアコンの除湿機能を使ってしっかりと乾燥させて洗濯完了です。
酸素系漂白剤は繊維を傷めにくく、色落ちもしにくいのですが、それだけに必ずカビが落とせるわけではありません。
1回の洗濯で落ちない頑固なカビは、2回ほど洗濯してみましょう。
それでも落ちないカビの取り方
上記の方法だけではキレイにならないときは、中性洗剤を使った方法を試してみましょう。
【用意するもの】
衣類用中性洗剤・・・適量
布(清潔なタオルや雑巾など)・・・適量
歯ブラシ・・・2本
【カーテンに生えたカビの落とし方】
歯ブラシでカビ部分をポンポンと軽く叩くようにはらい、表面のカビを落としていきます。
カーテンの反対側に布をあてて、中性洗剤を付けた別の歯ブラシを使って、同じように叩き洗いします。
カビが布に移ったら、水で濡らした別のタオルを使って、カビ部分を叩くように拭いていきます。布にはカビ菌が付着しているので、繰り返して使わないようにしましょう。
拭き終わったら、最後にしっかりと乾燥させて完了です。
【それでもカビが落ちない時は・・・】
そもそも洗濯ができないカーテンだったり、繊維の奥まで入り込んでしまった頑固なカビは、クリーニング店に依頼するほうが賢明です。
専門のクリーニング業者なら、ご家庭で洗濯するよりもキレイな仕上がりが期待できますよ。
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