これがiPhone 8の最新のカタチ。大型化した電源ボタンは何を意味しているんだ…?
もう、これが正解でいいんじゃないかな。
次期iPhoneこと「iPhone 8」は、すでにいくつかの本体デザインに関する情報が流出していますが、ForbesはケースメーカーのNodusから得た情報をもとに、iPhone 8のレンダリング画像を公開しています。
iPhone 8 could integrate Touch ID into the power button if screen sensors fail https://t.co/zvo8z85vtg pic.twitter.com/BCDN1wT5nM
— Forbes (@Forbes) July 24, 2017
5.8インチのベゼルレスディスプレイ、Lightningポートを搭載しイヤホンジャックはなし…というデザインは、これまでの噂通り。ですが、今回のレンダリング画像では、これまでのレンダリング画像で描かれていた「切り欠き=カメラやセンサー類を納めるスペース(参考画像)」が画面と馴染むようにソフトウェア側で処理され、電波や電池残量のアイコンが表示されています。もちろんソフトウェアの話ですので、今回のレンダリング画像を作成した人の勝手なのかもしれませんが、切り欠き部分は常に黒バックで、アイコンを表示するだけのエリアにしたほうが自然ですね(個人的には切り欠き部分がしっかり見えたほうがドキドキ感があって好きなのですが…)。
そして気になるのは、iPhone 7よりも圧倒的に大型化している「電源ボタン」。これには一体、どんな意図があるのでしょうか?
Forbesは大型化した電源ボタンの具体的な機能については断言していないものの、「指紋認証(Touch ID)の予備として利用される可能性がある」と指摘しています。もちろんApple(アップル)の本来の計画ではディスプレイにTouch IDを内蔵する予定なのですが、それが上手くいかなかったときの保険として、電源ボタンにTouch IDセンサーの埋め込む設計に切り替える可能性もあるのです。
このように電源ボタンに指紋認証センサーを搭載したスマートフォンには、ソニーモバイルの「Xperia」シリーズがあります。同スマホはホームボタンや本体背面に指紋認証センサーを設置する必要がないので、スマートな本体デザインを実現。この点は、背面に指紋認証センサーを搭載した「Galaxy S8/S8+」との大きな違いです。
さらに、以前Appleは「ホームボタンに指紋認証センサーを埋め込こむ特許」を出願しています。となれば、もはや電源ボタンにTouch IDを内蔵するのはそう難しくないはず。もちろんディスプレイにTouch IDが埋め込まれていたらカッコイイとは思うのですが、現実的な回答として電源ボタンの利用もありじゃない?と、個人的には思うわけです。
(塚本直樹)
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