ドローン業界でトップシェアを誇るDJI。その日本法人、DJI JAPAN株式会社(以下、DJI JAPAN)で専任パイロットを務める中村佳晴氏。メーカーのエースパイロットであり、古くからのDJIドローンユーザーでもある中村氏から見て、一番お気に入りのドローンはどの機体なのかだろうか。今回は中村氏とドローンの関係についていろいろ聞いてみたい。
田口 中村さんは古くからのDJIドローンユーザーということで、機体の進化をずっと見てきていらっしゃると思うのですが、機体の技術として、ターニングポイントを感じたのはどの機体ですか?
中村 オールインワンのPhantomかな。いや、手元で映像が見られるようになったPhantom 2 Vision+は画期的でしたよね。でも、4K映像とビジョンポジショニングが搭載されたPhantom 3も大きな変化だし。それを言うなら、障害物センサーが付いたPhantom 4だって…
田口 ほとんど全部じゃないですか(笑)。でも、それだけインパクトのある技術革新があったということですね。
中村 そういうことです(笑)。Phantom 2とPhantom 2 Vision+は別物というくらい進化していました。Phantom 3で4Kの映像が撮影できるようになったときも衝撃的でしたね。そしてMavic Proは折りたためてペットボトルサイズなのに4K映像が撮影できて、抜群の飛行安定性も備えています。
田口 では質問を変えて、ドローングラファでもある中村さんにとって、歴代の機体の中で一番のお気に入りはどれですか?
「【ドローンキーパーソンインタビューVol.12-4】DJIのエースパイロット 中村佳晴氏が選ぶ、マイベストドローンとは」の続きを読む
- ブーストマガジンをフォローする
- ブーストマガジンをフォローするFollow @_BoostMagazine_