【絶品ランチ】マツコも絶賛した1,000円ハンバーグ定食を食べてきた!

2017.7.21 10:07 更新

読了時間:11分29秒

 

突然だが、子供のころに好きだった料理を3つ思い浮かべてみてほしい。その中に間違いなく入っているメニューがハンバーグ。母親の手作りハンバーグはもちろん美味しいが、店で食べるハンバーグもまた格別だ。そこで今回は、万人に好かれる本当に美味しいハンバーグがリーズナブルに食べられる店を紹介しよう。

 

昔懐かしの洋食屋さん

渋谷は有名ハンバーグチェーン店もあるハンバーグ激戦区と言えるが、一駅隣の神泉には、食通もうなる絶品ハンバーグを食べられる店がある。それが『キッチン ハセガワ』だ。

神泉駅から徒歩1分ほどと好アクセス。渋谷駅からは徒歩12分ほどの場所にある

創業は2013年と比較的新しい店だが、ハンバーグ協会が主催する第1回ハンバーグコンテストで金賞を受賞するなど、その実力は折り紙付き。過去には『マツコの知らない世界』でも紹介され、あのマツコデラックスからも『生涯で1位』と絶賛された。

カウンター席とテーブル席があり、合わせて30席ほどの店内はシャレた内装で、女子会にも向いている。いかにも街の洋食屋さんといったたたずまいで、とても居心地がいい。

オシャレな雰囲気の店内。女性の常連客も多い

黒板には定食メニューの説明が書かれている

メニューにはハンバーグだけでなく、チキンソテーやカニクリームコロッケなど、洋食屋ならではの定番が並ぶ。

昔懐かしの洋食屋ならではのメニューがたくさん。

どれも食べてみたいが、まずは同店で一番人気の『デミグラスハンバーグ定食(税込み980円)』を注文する。

定食なのにコース仕立て!?

厨房からハンバーグをこねる音を聞きながら待っていると、まずはサラダが運ばれてきた。このサラダがとても美味しい。最初から手抜きなしだ。

10種の季節野菜を使ったサラダ。手作りドレッシングはキッチン ハセガワのオリジナル

定食にありがちな、やっつけのサラダとは全く違う。野菜は新鮮でシャキシャキ。そして同店オリジナルの特製ゴールドソース(ゴマをベースに醤油などを加えたオリジナルドレッシング)が絶妙な味付けで、いくらでも食べられそうだった。「ドレッシングだけでも売ってほしい!」という人がいるほどで、サラダ目当てのお客も多いとか。それも納得の味だ。

次に出てきたのがコンソメスープ。主な具材はオニオンとチーズ。すごく優しい味だ。

しっかりと手間がかかっていることが伝わり、濃厚な味わいが楽しめる

そして待つこと10分ほど。ついにハンバーグが! まず匂いが最高。肉の香ばしい香りが漂い、食べる前からこれは絶対に美味しいと確信した。

同店で一番人気のデミグラスハンバーグ(税込み980円)

ハンバーグは200gで、結構ボリューミーな印象。上にかかっているのは野菜の旨味が凝縮されたデミグラスソースとクリーム。季節野菜のピクルスとマッシュドポテトもついてくる。このマッシュドポテトがまた甘くて美味しい……。

ナイフを入れるとじわじわと肉汁が

パッカーン。断面も綺麗で、肉汁がデミグラスソースにしたたる様はまさに絶景

ハンバーグを大きく切り分けて、いざ、実食!

ハンバーグは柔らかく、ふっくらとした食感で、ザ・王道の味。ジューシーな肉と酸味のあるデミグラスソースの鉄板の組み合わせで、子供のころにデパートの食堂で食べたあの感動が蘇ってくるようだった。ひと口噛むごとに肉の旨みが増すので、いつまでもモグモグしたくなってしまう。

実はこのハンバーグ、牛タン肉を使用することで、一次元上の柔らかさを実現。『え? 牛タンってコリコリしてて、硬いんじゃないの?』と思ってしまいがちだが、コリコリしているのは先端だけで、牛タンの根本は脂がのって柔らかいのだとか。

デミグラスソースをたっぷり染み込ませたハンバーグをライスと一緒に。合います。合いまくります

色々食べたい人にぜひオススメのハーフ&ハーフ

キッチン ハセガワのもう一つの魅力が、ハーフ&ハーフ。様々なメニューから、自分が好きなメインディッシュを2つ選んでオリジナルミックス定食を作れてしまうというサービスだ。今回はせっかくなので、ハーフ&ハーフも注文してみた。

こちらが和風ハンバーグとチキンソテーのハーフ&ハーフ定食(税込み970円)

デミグラスハンバーグを平らげたばかりだが、こちらも見るからに美味しそうなので早速食べてみる。

和風ハンバーグは、最初に全体に醤油をかけて、わさびと大根と一緒に食べるのがオススメ。先ほどのデミグラスソースとはうって変わって、今度は思いっきり和風の味に大変身。どんな味付けにも合うハンバーグの魅力が活きている。

わさびとハンバーグが相性良し!

チキンソテーも皮はパリパリ、中はふっくらと焼かれた鶏肉と、甘辛いソースがベストマッチしていて、ペロリと完食してしまった。

甘辛いソースが食欲を刺激するチキンソテー。こちらも絶品

色々食べてみて思ったのだが、このお店は普通の洋食屋と違いメニューの自由度が高い。元々は、オーナーが色んなものをちょっとずつ食べたい性格だったため、このようなハーフ&ハーフや、充実したトッピングサービスが導入されたのだとか。

目玉焼きなど、ハンバーグに思わず追加したくなるトッピングも充実

確かにド直球の洋食メニューはどれも食べたくなってしまうし、『次回はコレとアレを合わせて、トッピングはコレにして……』と妄想もはかどる。また、ほとんどのメニューが1,000円以下なのも、美味しいものをリーズナブルに提供したいというオーナーのこだわりだ。

食後に出てくるのがこちらのバジルアイス

黒板には『バジルの香りがほと“ばじる”』と書かれていたが、まさにその通りなお味。とにかく爽やか。

フレッシュなバジルが使われていて、清涼感あふれる風味が特徴。スッキリした気分でお店を後にできる。休憩後にまたオフィスに戻るサラリーマンにとって、嬉しいサービスだと言えよう。

並ばずに食べたい人は……

さて、ここまでは完璧なのだが、唯一、キッチン ハセガワの難点となりえるのが行列だ。特にTVで紹介されてからは、ピーク時では開店前に50名が並ぶなど、行列必至の時期もあったとか。並ぶ必要があるとなると、休憩時間が1時間しかないサラリーマンにはすこし厳しいか……と思ったのだが、ここで店長から耳より情報が!

今回、取材させて頂いた店長の菊池さん。ハンバーグの魅力について、『様々な世代の人から愛されるところ』と話してくれた

なんと、12時~13時の一番混む時間帯を外して、14時ごろから来店すれば、並ばずに入れることがほとんどなのだという! サラダにスープ、メイン、そしてデザートまでついて1,000円未満のこのコース仕立てのボリュームたっぷり定食が並ばずに食べれるのは嬉しい。

並ばなくていいのなら、もう怖いものはない。いつもよりワンランク上の美味しいランチが食べたい時や、昔ながらの洋食屋さんのあの味が食べたくなった時には、ぜひキッチン ハセガワへ訪れてみてほしい。きっと、子供のころに食べたあの懐かしく、そして優しい味に出逢えるはずだ。

Information
キッチン ハセガワ
TEL:03-6416-1081
住所:東京都渋谷区円山町22-16
定休日:不定休
営業時間:ランチ 12:00~食材が無くなり次第閉店
ディナー 18:00~23:00(完全予約制)

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