コーヒーの味は濾過、抽出工程で決まる。セラミックフィルターでもっとおいしく
おいしいコーヒーを飲む至福の時間。コーヒーの味は濾過、抽出工程で決まると言われる。それだけに、どんな抽出器具でコーヒーを淹れるかは大切なポイントだ。中でも大切なのがフィルター。
今、コーヒー通の間で注目されている新しいフィルター「LOCAセラミックフィルター」は、独自の濾過技術で、コーヒーを劇的においしく変えるという。「いつものコーヒー、セラミックフィルターで淹れるとどう変わる?」でも紹介したフィルターだが、実際は一体どんなものか、6月24日(土)、25日(日) に開催された「TOKYO COFFEE FESTIVAL 2017」で体験してみた。
有田焼の技法から生まれた、セラミック素材のフィルター
濾過を名前の由来とする「LOCAセラミックフィルター」は、400年の歴史を持つ有田焼の技法から生まれた、セラミック素材のフィルター。一見、液体を通すようには見えないが、実際には数十ミクロンの穴が無数に空いている。
その穴を通すと微細な不純物が徹底的に取り除かれ、ペーパーフィルターでは抽出できないコーヒーのオイルを抽出できる。これにより苦味や雑味がカットされ、これまでにないまろやかな味のコーヒーを楽しめるのだ。
濾過を名前の由来とする「LOCAセラミックフィルター」は、400年の歴史を持つ有田焼の技法から生まれた、セラミック素材のフィルター。一見、液体を通すようには見えないが、実際には数十ミクロンの穴が無数に空いている。 その穴を通すと微細な不純物が徹底的に取り除かれ、ペーパーフィルターでは抽出できないコーヒーのオイルを抽出できる。これにより苦味や雑味がカットされ、これまでにないまろやかな味のコーヒーを楽しめるのだ。
使い捨てのペーパーフィルターとは違い、長く使えるのもいい。
セラミックフィルターが、コーヒーの雑味を70%カット
「LOCAセラミックフィルター」を販売するファンプロジェクトが行った実験によると、ペーパーフィルターと比較して雑味を70%もカットするという。実際、「LOCAセラミックフィルター」に使われているセラミック技術は世界でも高く評価され、異なるものではあるが、ブルーボトルコーヒーでも採用されているらしい。
このフィルターで抽出したコーヒーを飲んでみたが、口当たりがやわらかく、後味はすっきりとしてまろやかに。コーヒーの香ばしい香りも引き立っていると感じた。一番驚いたのは、砂糖を入れていないのに甘みを感じたこと。雑味や苦味が徹底的にカットされているからだろうか? 苦くて酸味の強いコーヒーは苦手、という人に特にオススメしたい。
インテリアやコーヒー器具との親和性が高いデザイン
デザインのタイプは、ラウンドタイプと、Vタイプの2種類。プロダクトデザインはSONYの「FES Watch」などを手掛けたデザインファーム・TAKT PROJECTが担当していて、デザインと機能性を兼ね備えたセラミックフィルターになっている。インテリアや他のコーヒー器具とも親和性が高いデザインは、部屋に置いておくだけでも絵になりそう。
朝出かける前に。ゆったりと時間のある休日に。「LOCAセラミックフィルター」で淹れる、いつもとは違うコーヒーを自宅で楽しんでみたい。
ファンプロジェクトでは、現在「LOCAセラミックフィルター」の販売店を募集中。問い合わせはinfo@fun-projects.comへ。
LOCAセラミックフィルター[machi-ya]
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