動画でラッパー&アイドル起用!? 航空連合が「空港で働く魅力発信プロジェクト」で就活生にアプローチ
空のお仕事といえば、パイロットやキャビン・アテンダント(CA)といった華やかな職種に脚光を浴びがちですが、飛行機を飛ばすためには駐機場から滑走路まで車両で牽引したり誘導したりするグランドハンドリングや、貨物を搬入するお仕事、さらには空港の受付で応対するグランドスタッフなど、さまざまな職種が存在します。
ANA・JAL各グループやホテル、全国約20ヶ所の空港・関連施設の54労働組合が加盟している航空連合では、そういった「空港で働く、誇り高き裏方たち」にスポットを当てた動画を作成。これにより、特に就活生に対してその存在をアピールしたいとしています。
働く空港あるある!?ソング 〜裏方編〜(Full ver.) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=J8-WmcX58Yc [リンク]
航空連合の松岡浩治会長によると、訪日外国人旅行者が2016年に2400万人を突破し、2020年には4000万人という目標が観光庁から出されている現状があり、「現状の2~3倍の訪日外国人を空港で受け入れる必要がある。特に地方空港ではダイレクトに人材不足になる可能性がある」といい、労働組合とは異例ともいえる就職・採用活動へのアプローチを始めたとしています。
動画では、グランドハンドリング・グランドスタッフ・航空貨物にスポットを当てつつ、「プライベートでもついやってしまうあるある」として指差し確認や運転開始時のクラクションなどを自虐を交えて紹介。とりわけ「台風の日は全員が燃える」「飛び立つとき心から願う。戻ってくるなと」というあたりがエモい上に空港スタッフの誇りややりがいが伝わってきます。
松岡会長は動画の内容について「一人で飛行機は飛ばせないという内なる気持ちはスタッフ誰もが持っています。華やかな仕事ばかりでなくても、やりがいがある仕事であるということを伝えたかった」と話します。
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