母の日が近づいてきたが、ブーストマガジン読者の皆さんは、母の日にお母さん(ママ)にプレゼントを贈っているだろうか。記念日の認定などを行う日本記念日協会の推計では、母の日は約1,120億円の市場規模となっている。1位クリスマスの約7,000億円、2位バレンタインの約1,250億円、3位ハロウィンの約1,200億円に次ぐ第4位の市場規模である。父の日は約420億円で母の日の半分以下だから、その規模大きさを分かっていただけるだろう。
これほど盛り上がる母の日が間近に迫る中、「プレゼントのアイデアが全然浮かばない!」と嘆くお父さん方、子供と一緒にプレゼントを考えてみてはどうだろう。筆者は、まだ子供がいないのだが、将来子供ができたら、子供と一緒に母の日にお祝いをしてあげるという淡い妄想を抱いている。
ちょうど、ブーストマガジン編集部で2人の子供を持つY氏がいるので、母の日のプレゼント作戦を追ってみた。
1.ママへのプレゼントを子供と相談
ちなみにY氏は母の日のママへのプレゼントを聞いてみると、ちょうど母の日のプレゼントを何にするか悩み中だった。インターネットで「母の日」を検索してみるといろいろなプレゼントがあるけど、毎年同じようなものを贈るのも、マンネリになってしまう。せっかく贈るのだから、ママに喜んで欲しいとのこと。これは絶好の機会なので、子供と相談して母の日のプレゼントを決めることにした。
子供との相談は、Y氏(パパ)から切り出した。「母の日にママに内緒でプレゼントをあげたいんだけど、何が良いと思う?」との質問に、子供の応えは「パンケーキ!」とのこと。恐らく、最近TVでパンケーキ屋さんがブームになっているという番組を観ていたので、その影響だろうか。Y氏は一瞬戸惑った。何か「モノ」をプレゼントすることを想定していたのだが、料理を作ってあげたいと言うのだ。しかし、料理を作ってあげて、一緒に食べるのは子供もママも喜ぶな…ということで納得。とりあえず、ぶっつけ本番は恐いので、母の日に向けて事前準備も兼ねて試しにパンケーキを子供と一緒に作ってみることにした。もちろんママには内緒である。
2.レシピサイト(ひまわりネット)でパンケーキを探してみた
パンケーキは、確かに簡単に作れそうだが、単純なパンケーキでは面白くない。せっかくなので、彩り豊かなアレンジパンケーキの方が良いのではないかとY氏は考えた。
そこでレシピサイトでパンケーキのレシピを探してみることに。しかしレシピサイトは有名どころから、食品会社でやっているところと数多くある。その中でY氏が選んだのは、パンケーキミックスの販売で有名な昭和産業様のひまわりネットだ。
ひまわりネットが良い所は、ポイントが貯まる所。メンバー登録やブログ投稿(1カ月間連続)など、ひまわりネットを使ってアクションをすることでポイントが貯まる。そのポイントを使って様々な商品と交換できるのだ。
早速、マイページでメンバー登録を行い、「パンケーキ」を検索してみることに。検索結果には248件(4月25日現在)がヒットした。多くの方が美味しそうなパンケーキ写真と共にレシピを紹介している。
その中でもY氏が注目したのが「和風パンケーキ」である。抹茶を使っているので、ビタミンが豊富で女性(ママ)が喜びそうなのと、バニラアイス・抹茶アイスなど色々トッピングできるので、子供も一緒に楽しめそうという理由だ。子供にも写真を見せたら、すぐさま笑顔になって頷いてくれた。
3.レシピサイトの材料を買い出しへ
材料
【4枚分】
昭和パンケーキミックスデザートタイプ 1袋(150g)
卵 1個
牛乳 180ml
トッピングで、
栗の甘露煮 お好みの量
市販の味付け済み粒あん お好みの量
バニラアイス お好みの量
抹茶アイス お好みの量
AGFブレンディスティック抹茶オレ(粉末) 適量
となる。
子供と一緒に買い出しに行き、家にない材料を買い足した。子供はバニラアイスと抹茶アイスの選定に夢中である。今回は、「AGFブレンディスティック抹茶オレ(粉末)」が近所のスーパーになかったため「辻利 京ラテ 抹茶&ミルク」を購入してみた。そして、ちょっぴり奮発したのがママも好きなハーゲンダッツ(バニラ・グリーンティ)である。
4.レシピサイトを見ながら生地を焼いてみる
早速、購入した材料を使ってパンケーキを作ってみることに。パンケーキは、「昭和パンケーキミックスデザートタイプ」。袋裏面の説明通りに作ってみる。ふわふわに作るこつは、あまり混ぜすぎないこと。子供は、面白がって混ぜるのに夢中になってしまうが、ほどほどのところでY氏がストップをかけてあげる。あまり混ぜすぎると生地が固くなってふくらみが悪くなってしまうので注意が必要だ。
生地を焼くときは、高いところからフライパン(実際はホットプレートを使用)に落とすことで自然に丸い形に流れていき、キレイな円形に焼き上げることができる。また、焼いている時には、少し早いかなと思うころから、生地をチラッとめくり、焦げていないかを確認することも大切だ。あせらずゆっくり弱火で焼くのがポイントとなる。特に子供と一緒に料理をするならホットプレートがおすすめである。火を使わないから安全なのだ。ホットプレートなら160°が適温。
焼き上がったところで、作り方の間違いに気づく。レシピでは、抹茶オレ(粉末)を焼き上がった後に振りかけるのだが、パンケーキの生地に混ぜて焼いてしまったのだ。焼き上がりの見た目はほんのり緑色でキレイなのだが、果たして味は大丈夫なのか…。
5.完成(試食してみての感想)
パン生地が完成したら、粒あん・バニラアイス・抹茶アイスをトッピング。栗の甘露煮やお好みで果物をのせたら完成だ。
見た目はそこそこ60点くらいだろうか。アイスがキレイな丸形になっていないところがちょっと失敗。しかし子供も楽しみながら料理ができたようだ。お父さんと一緒に料理を作るのはめったにない経験。Y氏は、「子供もお父さんが料理もできることを分かってくれたかも…」とご満悦である。
さて、早速完成した和風パンケーキを試食してみた。焼きたてのパンケーキの温かさとアイスの冷たさがマッチして美味しい。子供も大好きなパンケーキとアイスに大満足のようだ。パンケーキ生地に「辻利 京ラテ 抹茶&ミルク」を混ぜてしまったが、むしろ生地がほんのり抹茶風味で大成功。
今回は上々の出来栄えであったので良かったが、パンケーキは焦げやすいのでゆっくり弱火で片面3分、返して2分程度が一番おいしく焼けた。今回はホットプレートを使用したのだが、ホットプレートだと一定の温度を保つことができるので、キレイに焼くことができる。
6.反省点と本番の母の日に向けて
母の日のパンケーキプレゼント作戦、いかがだっただろうか。今回は母の日に向けての準備ということで、少し失敗もあったが、事前に練習ができて本番への弾みになった。
また、パンケーキと言ってなかなか奥が深い。確かに一人で作ることはできるのだろうが、子供も一緒に作るということで、子供に達成感を味わわせてあげたい。パンケーキミックスの粉を使うので、一歩間違ってしまうと子供共々粉まみれになってしまうので注意したい。上手に子供にも手伝ってもらいながら、料理をすることが大切になる。
あとは、「母の日」当日のママへのプレゼント方法だが、ママが買い物などお出かけ中で家を空けている最中に子供と一緒に作ることをおすすめしたい。今回のY氏もママがおでかけの日を狙って、子供と一緒に練習を決行した。場合にはよっては、ママにちょっとした買い物やクリーニングを頼み、帰ってきた時にパンケーキができているというサプライズを狙いたいものだ。
実は、筆者も子供の頃にお父さんと兄と共に、母の日にプレゼントを用意したという想い出がある。母には秘密でプレゼントを用意したのだが、その時のドキドキが今でも忘れられない。きっとサプライズで用意したプレゼントは、子供の記憶に一生残ることだろう。
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