新作ゲーム「スター・ウォーズBF2」の概要が明らかに

2017.4.23 12:07 更新

読了時間:7分9秒

EA最新作『Star Wars バトルフロントII』の概要が明らかに。帝国軍に感情移入しちゃうかも!?

Star Wars バトルフロントII

待望のシングルキャンペーンで皇帝亡き後の帝国の戦いが描かれるゲーム『Star Wars バトルフロントII』の詳細が判明しました。まずはトレーラーのフルバージョンからご覧ください。

動画はEA Star Warsより。

本シリーズの目玉でもあるマルチプレイも改善されていますが、やはり気になるのは本作でようやく導入されたシングルプレイキャンペーン。プレイヤーはIden Versio(演じるのは映画『バーバーショップ』、TVドラマ『ARROW/アロー』などに出演のジャニナ・ガヴァンカー)としてプレイすることとなります。帝国軍の特殊部隊に属するIdenは、「エンドアの戦い」にて惑星エンドアの地上より第二デス・スターが吹き飛ぶ様子を目にし、反乱同盟軍に復讐を誓います。そう、帝国軍視点のシングルキャンペーンなんです。

本作で描かれるストーリーは『スター・ウォーズ』シリーズのカノン(正史)となっており、主人公Idenの属する特殊部隊「インフェルノ・スクアッド(Inferno Squad)」に関しては同名の小説(著者は『Fate of the Jedi』シリーズや『Star Wars: Dark Disciple』の他、『スタートレック』の小説なども記すChristie Golden)が今年7月25日に発売予定です。本作にはVardosという新しい惑星が登場。帝国のユートピアであるこの惑星は、Idenが生まれた場所でもあり、彼女はここで帝国の思想とともに育てられたという設定です。彼女の部隊は地上戦、空中戦、破壊工作、諜報、なんでもござれのエリート部隊。トレイラーでは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』作中に登場したスター・キラー基地の映像とともに「この時を30年間待ち続けた」と語られていますが、第二デス・スターが破壊され、Idenとドロイドのサイドキックが『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から『フォースの覚醒』にまたがる30年間を舞台にさまざまな戦場で戦う様子が描かれるようです。もしかしたら小説『アフターマス』三部作で描かれた場所や出来事も出てくるかもしれませんね。

その中には、「エンドアの戦い」の直後に実行された作戦「オペレーション:シンダー(Operation Cinder=Cinderは「灰」、「燃え殻」の意味)」も描かれるよう。コミック『スター・ウォーズ:砕かれた帝国』で描かれた「オペレーション:シンダー」は、ナブーを始めとする数々の惑星を人工的に引き起こした気候変動によって消し去るという作戦。『砕かれた帝国』では、既に死んだはずのパルパティーン皇帝からの指令を届ける「伝令」として赤い衣装に身を包んだドロイドが登場しますが、トレーラー中の1分15秒あたりにも登場しているのが確認できます。「オペレーション:シンダー」意外にも、生前の皇帝が計画していた作戦を遂行するのかもしれませんね。シングルプレイキャンペーンではIdenがメインの主人公となりますが、他にもルーク・スカイウォーカー、カイロ・レンといったキャラクターたちとしてもプレイできるとのこと。

https://twitter.com/GermainLussier/status/853325793749082118

こちらはio9、Germain Lussier氏のTwitterより。

最大40人で対戦可能なマルチプレイのほうでは、時代を大きくまたがり、新三部作(エピソード1~3)、クローン大戦、初代三部作(エピソード4~6)、そして続三部作(の一部? エピソード7~?)まで含まれ、登場するロケーションもさまざまなようです。キャラクターとしてはダース・モール、ヨーダ、カイロ・レン、レイ、ルーク・スカイウォーカーの登場は確実。本作のリリース日である11月17日が近づくにつれて、もっと増えるのではないかと思われます。本作ではヒーローキャラクターたちもまたアップグレードして新たな能力を与えたり、カスタマイズしたりできるようになっています。搭乗可能なビークルも増えているほか(旧『スター・ウォーズ バトルフロント』シリーズでは普通に乗れたのに前作では乗れなかったトーントーンとか!)、ビークルもカスタマイズ可能。前作で批判の多かった宇宙船の操縦はEA Dice、Motive Studiosと共に本作に携わったCriterion Gamesのお陰でずっと扱いやすくなっているようです。もちろん宇宙戦も待っていますよ。

ヒーローのシステムも前作とは変わっています。前作ではパワーアップアイテムを取ることでヒーローとしてスポーン可能でしたが、本作では複数のゲーム中の目標を達成することによりヒーローになれるそう。また、普通の兵士としてはクラス制もありますが、兵士自身が成長していき、ヒーローと対峙できるような能力を手に入れられるとのことです。兵士の種類も色々あり、レジスタンス兵、帝国軍将校、ファースト・オーダー・ストームトルーパー、バトル・ドロイドなどなど、今後もいろいろと明らかになりそうです。

先日行なわれた「スター・ウォーズ・セレブレーション(Star Wars Celebration)」のEAのパネルでは、予約購入者向けに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のアドオンが紹介されていました。公式サイトによれば、『最後のジェダイ』がテーマのカイロ・レンとレイの限定コスチューム、エピック・アビリティーなどがあるそうです。

マルチプレイのみならず、正史に含まれるストーリーが語られるシングルプレイキャンペーンも目玉となった『Star Wars バトルフロントII』。PC、PS4、Xbox One向けに11月17日発売です。

image: © 2017 Electronic Arts Inc. via YouTube
source: YouTube, Twitter, 『Star Wars バトルフロントII』公式サイト

Germain Lussier – Gizmodo io9[原文
abcxyz

元記事を読む

gizmodo
 

関連記事

子供とゲーム 真剣勝負が正解

Macでもゲームしたい!

【UMA好きですか?】あの月刊ムーがUMAキャラゲームを監修
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • はてなブックマーク
  • ブーストマガジンをフォローする
  • ブーストマガジンをフォローする

同じカテゴリのおすすめ記事

新着記事

フィルターバブルとは?マーケターが注意すべきポイント

2024.11.20 09:34

ファンベースマーケティングはなぜ重要?押さえるべき成功ポイント

2024.10.23 10:01

ダークパターンとは?その種類と注意点について解説

2024.9.18 09:49

ブーストマガジンについて
ページトップ