佐賀県産の有明海苔を使用。GINZA SIXに「海苔弁」専門店がオープン
高校生時代のお昼休み、お腹を空かせて弁当箱を開けると、蓋に海苔がくっついていることが多かった。米の上に敷き詰めた、醤油がたっぷりついた海苔。食べ盛りだけあって、米をパンパンに入れてもらっていたことで起こる事象だ。ただ、ぺったりと蓋にくっつくこの海苔が、とてもおいしかった。おかずがなくても米が進むほど、?油が染みているのだ。
米と海苔を?油で結びつけるだけにもかかわらず、プラスアルファの価値を生むこの「海苔弁」には、合理性を無視した何か―――温もりのようなものが感じられた。時を経て、大人になったいまでも、コンビニや弁当屋で「海苔弁」を購入し食べ続けている。あのときの感覚とは少し異なるものの、ふいに欲しくなる味。海苔弁とは今後も付き合っていくだろう。
……という人も多いのではないだろうか。
今回は、4月20日(木)、銀座に開業する商業施設「GINZA SIX」内にオープンする海苔弁専門店をご紹介。
「Soup Stock Tokyo」を運営するスマイルズの新業態「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」。
“お母さんの料理の最上級を目指す”というこの店舗は、ひとつひとつ店舗で調理して提供するスタイル。“最高の素材との出会いで海苔弁を弁当界の主役に”するという気概が強く感じられる、こだわりの素材に注目だ。
主役となる海苔は、佐賀県産の有明海苔。葉が柔らかい一番摘みかつ有明海(佐賀県)で生産される上位1%の海苔、さらには青海苔が付着した「青まぜ」を使用する。
香りの豊かさ・柔らかさ・風味のよさの三拍子そろった海苔に、自家製割り醤油をたっぷりと塗ることで、海苔が箸でスッと切れる箸切れのよさを実現した。
米は秋田県内陸北部に位置する北秋田市阿仁地区で栽培されている「あきたこまち」を使用する。
この地域は周辺を山に囲まれた棚田が特徴。内陸性の気候により昼夜の気温差が大きいこと、森吉山からの豊かできれいな水の恵みにより、おいしい米づくりに適した土地なのだ。
メニューは「海」「山」「畑」を中心に、旬の食材を使用した「季節の海苔弁」なども展開する予定だという。
素材にこだわっている「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」は、「GINZA SIX」のB2Fにオープンする。
ぜひ、堪能してみたい。
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