もしもスナップチャットが90年代にあったら
スマホじゃないと、このプロセスは面倒くさい…!
さかのぼること約20年前…昔のソフトウェアやガジェットって現代人にとっては、大袈裟でもなく「これでどうやって生きてきたの?」と思えるほど、もどかしかったりするんですよね。
Snapchat(スナップチャット)も例外ならず。いまやアメリカでは利用時間でインスタグラムを抜き、ザッカーバーグ氏が買収に失敗したことでも有名なSNSですが、スマホのない時代にデスクトップPCで遊べるとしたら、どのようなUIだったでしょうか?
「もしも90年代にスナチャがあったら…」を再現したのは、Laughing SquidがとりあげたSquirrel Monkeyによるこちらの動画。
作業は、まずコンピュータに写真を取り込むところから。ネットに接続するのを待ち、スナップチャットのソフトウェアを起動して、写真をウェブに取り込みます(90年代は家族が電話中だとネット接続にも影響することにご用心)。
今度はブラウザを開いて、スナップチャットのウェブページを開き、ログインして写真を選択したら、ようやくフィルター、キャプション、音楽をつけて遊べます。
そしてスナチャの醍醐味でもあるのが、画像を閲覧できるタイマーを設定できること。何秒表示させるか(その後は消えちゃいます)選択して、送る相手のアドレスを入力したら、送信、と。
動画で指摘されている通り、スナチャのUIは徹底的にスマホを使いこなす若者向けになっています。これを90年代のデバイスで遊ぶとなると、特にネットの接続に時間がかかって正直、面倒くさいのなんの…。これなら友達と写真にお絵描きしたほうが断然楽しめそう…プリクラのように。
でも、スナチャの凄いところはやっぱり画像が数秒で消えるということ。この機能を楽しんで画像をがんがん送るのが、現代の若者のニーズを掴んでいます。SNSに慎重に投稿する用心深い大人たちとは対照的に、スナチャで今という一瞬を楽しむように遊ぶ若者たちにはギャップが感じられますね。
もしも動画のように、スナチャが90年代にあったら、どんな人が使っていたでしょうか?
image: Squirrel Monkey – YouTube
source: Laughing Squid, Squirrel Monkey – YouTube
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