高級ワインと普通のワインは何が違うのか?
ワインの値段はピンキリですよね。それほど高級志向でない大型スーパーでさえ、一番高いものと一番安いものの値段には大差があります。
ワイン党でない人は、どうしてここまで値段に差があるのだろうと不思議に思うかもしれません。ワインの値段は実のところ何で決まるのでしょうか。
ほとんどの人は毎日飲むワインに大枚をはたくことはないでしょうし、正直言って、そこまでワインに思い入れのない人は、わざわざ大金を払って高価なボトルを買わなくてもよいでしょう。
でも、もし普段よりちょっと良いワインを選ぶなら、どういうわけでその値段を払うのか知りたいはずです。ワインディレクターのToni Delucaさんが、ワインの値段を劇的に高くする要因を教えてくれました。
産地:ブドウが栽培された土壌はワインの風味に影響を与えます。ある地域では何世紀にもわたって優れた味のブドウが生産されてきました。そのため、そういう産地のブドウは他より価値が高くなります。
天候:天候の良し悪しでその年のブドウの収穫量が決まります。それによりブドウの需要が高まり、特定のブドウ園のブドウの値段が高くなったりします。地方によっても天候がさまざまに異なるので、それがその地方で育つブドウに影響を与えます。
ワイン製造者の製法:どのような種類のブドウを使うかに始まり、ワインを熟成させるときに使う樽のタイプに至るまで、ワイン製造者が製造過程で選択することが、ワインの出来や味に影響を与えます。
他に、輸送、梱包、マーケティングにかかる費用のように、どのような製品にも共通の要因もありますが、あなたのお気に入りのワインの値段を決定しているのは主に上記の3つです。
高いボトルを買うときには、ブドウの産地をチェックしましょう。そうすれば、綺麗なラベルに騙されず、実際にワインの風味に影響を与えているものにお金を払えるので、払い甲斐があるというものです。
What to Know to Be Really Good at Buying Wine, From a Sommelier | The Financial Diet
Heather Yamada-Hosley(原文/訳:春野ユリ)
Photo by gettyimages.
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