秋葉原は“あきはばら”ではなく、“あきばはら”だった!
初詣、皆さんはどちらに行きましたか?
私は神田明神に行ってきました! 近年は「ラブライブ!」の舞台になったことでも有名な神社です。御茶ノ水駅、秋葉原駅のどちらからもアクセスしやすく、参拝客でごったがえしていました。
参拝を終えた私は、ゆっくりと秋葉原に行って買い物をしてきました。こちらも初売りで大賑わいでした。
“あきはばら”と読むのは間違い?
さて、この秋葉原という地名、現在は“あきはばら”と読みますが、当初は“あきばはら”と読んでいたことをご存じでしょうか?
秋葉(あきば)神社という神社の名前に由来するので、“あきばはら”が正しいのです。ところが、明治時代に駅名をつけるときに“あきはばら”と誤植してしまったため、そのまま定着してしまったそうなのです。
ところが、最近は“アキバ”という略称が普通に使われるようになりました。ヨドバシカメラも“マルチメディアアキバ”です。“アキバ”で日本全国、どこでも通じるようになっています。100年以上の時を経て、本来の呼び方に戻ったといえます。
二重の勘違いで生まれた秋葉原
ちなみに、地名のもとになった秋葉神社ですが、今もしっかり残っています。一般的な秋葉原のエリアからはちょっと離れているのですが、東京都台東区松が谷にあります。この地域一帯は火災が多かったため、明治初期に“鎮火社”という神社が祀られたものがはじまりです。
ところが、人々はこの神社に、火伏せの神である秋葉大権現が祀られていると勘違い。いつしか勝手に秋葉神社と呼び始めてしまい、秋葉原という地名が定着してしまったそうです。それにつられるように、神社の名前も秋葉神社になってしまったのでした。
つまり、秋葉原という地名がそもそも勘違いによって生まれたもの。そして、“あきはばら”という呼び名も勘違いで生まれたのです。二重の勘違いで生まれた、とても珍しい地名といえるのです。
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