5分で身につく! フレンチメニューをクールに説明できる蘊蓄
グルメスチュワードの浅田です。
皆様、新年明けましておめでとうございます。長期休暇となった方も多かったかと思いますので、1年の疲れを癒せた方も多かったのではないでしょうか。
新年早々ですが、来月にはバレンタインデー、さらにホワイトデーとイベントが続きます。そこで、今回の記事ではデートやイベント事で登場することの多いフレンチレストランのメニューを解説します。実際、お店にいらっしゃるお客様からのご質問が多かった内容なので、皆様もぜひマスターしてくださいね!
前菜部門
・ニース風サラダ(仏:Salade Nicoise、アクサン記号略)
フランス南部プロヴァンス地方の郷土料理ですが、主にジャガイモ、アンチョビ、卵、ツナなどにあっさりとしたフレンチドレッシングを和えたサラダです。あっさり辛口の白ワインと相性ばっちりです。
・パテ アン クルート(仏:Pate En Croute、アクサン記号略)
ミンチ状になったお肉をパイで包んだ料理です。お肉の種類はお店によって変わってくるのでその場で確認して下さい。ワインは辛口ブルゴーニュ産赤ワインと相性が良いです。
スープ部門
・ビスク(仏:Bisque)
甲殻類の濃厚なスープのことです。用意されているブレットを浸して食べます。
・ヴィシソワーズ(仏:Creme Vichyssoise Glacee、アクサン記号略)
ジャガイモの冷製スープです。夏場になると、日本のフレンチでは人気のスープのひとつです。濃厚な味わいで、ポテトの甘さが見事なまでに描写されるスープです。
メイン部門
・ブイヤベース(仏:Bouillabaisse)
南フランスのプロヴァンス地区の代表的な海鮮料理。白身魚やサフラン、ムール貝などを鍋に入れ、軽く煮込んだ人気のある料理です。ロゼの辛口ワインと相性抜群なので、是非お試し下さい。
・コック オーヴァン(仏:Coq Au Vin)
フランスの家庭料理の代表格。赤ワインで鶏肉を煮込み、スパイスを使って味わいにアクセントをつけます。合わせるワインも、もちろん辛口の赤ワインがベスト。
ソース部門
・オランデーズソース(仏:Sauce Hollandaise)
バター、レモン、卵黄などを加えたソースで、エッグベネデクト(イングリッシュ・マフィン)と相性が良いようです。柔らかくゆでたホワイトアスパラガスと合わせるレストランも多数あります。
・ソース ペリグー(仏:Sauce Perigueux)
牛のだし汁のフォンドヴォーにマディラ酒を加え、トリュフのみじん切りを加えたソース。フランス料理の王道ソースでもあります。フォアグラやフィレ肉と合わせてよく使用されます。少し高級な、フランスボルドー地方の重口赤ワインと、ぜひ合わせてみて下さい。
デザート部門
・ガトー(仏:Gateau)
ひと言でいえば、「焼き菓子」のこと。焼きケーキのようなイメージをお持ちであれば、間違いないです。甘口のポートワインとお召し上がりになってください。
・サバラン(仏:Savarin)
焼き菓子に、シロップやラム酒をしみ込ませた甘口のデザート。アルコールがしっかり残るので、飲めない方やお車を運転する方は要注意です。かくいう私も若かりしときに酔っ払ってしまった記憶があります。
…と、私の経験から代表的なフランス料理の解説をさせていただきました。景気が良くなっているともいわれる昨今、私としては、もう一度フレンチブームが再来するかも…と期待しています。
日本の女性の皆様、ぜひぜひ旦那様、彼氏、男性の友人にねだってみてください! そしてねだられた男性の皆様、しっかりとエスコートできるよう、たまには、フレンチグルメを学んでみてはいかがですか?
(浅田資継)
Photo by Thinkstock/Getty Images.
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