おつかれさま。初代iPhone、とうとう米キャリアでも通信不能に
長いおつきあいでしたね。
1月9日に誕生から10周年を迎えた「iPhone」。その歴史的な一台目となった初代iPhoneはLTEでも3Gでもなく、懐かしの「2Gネットワーク」を利用するのですが、The Next Webによると、とうとう米キャリアのAT&Tが2Gネットワークサービスを終了したことを発表しました。
この2Gネットワークサービスの終了は以前より発表されていたもの。でも、初代iPhoneをお持ちの方はそう多くはないでしょう。またAT&Tによれば、停波された2Gネットワークの帯域はLTE通信サービスの品質向上、あるいは将来の5Gサービスのために割り当てられます。
今の若い方は「そもそも2Gってなにさ?」という方もいるかもしれませんね。最近は最新のLTE AdvancedやLTE、その前にスタンダードだった「3G」という通信方式が広く使われていますが、以前は「2G」という通信方式が一般的だったのです。なお、日本ではすでにこの2Gは停波されています。
そうそう、「2G」が使えなくても初代iPhoneにはWi-Fi機能も搭載されているので、家のネットワークやテザリング経由でインターネットに繋ぐことができます。最新のiPhone 7のテザリングで初代iPhoneをインターネットにつなげてあげるのも、また趣深くていいかもしれませんね。
・iPhone 6を対象としたバッテリー交換プログラムが準備中かも?
image: The Next Web
source: The Next Web, MacRumors
(塚本直樹)
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