圧縮、リサイズ以外にも?画像の最適化の具体的な方法をご紹介

2024.6.19 17:00 更新

読了時間:3分2秒

画像を最適化することは、SEOの観点、ユーザビリティの観点からも、画像の最適化は重要です。今回は、画像を最適化する具体的な方法について見ていきましょう。

リサイズや圧縮

画像を最適化する最も基本的な方法にリサイズがあります。必要以上に大きな画像は、ページの表示速度を遅くするというデメリットがあります。画像の表示サイズに合わせた適切なサイズにリサイズすることで、無駄なデータのロードを避けることができます。

また、リサイズだけでなく、画像圧縮も大切です。圧縮は、画像の画質をできるだけ保ちながら、ファイルサイズを小さくするため、ページのロード時間が短縮されます。

画像のリサイズや圧縮には、無料のオンラインツールを使うのも良いでしょう。複数の画像を同時に最適化できるものもあるため、大量の画像を扱う場合に非常に便利です。

適切なファイルフォーマットを選ぶ

画像の種類や用途に応じて、適切なファイルフォーマットを選ぶことも重要です。画像には以下のようなフォーマットがあります:

  1. PNG: イラストなどの単色で塗りつぶす画像や、透明背景が必要な画像に適しています。圧縮率は低いですが、品質が高く、何度保存しても画像が劣化しにくいというメリットもあります。
  2. JPEG: 写真など、複雑なグラデーションのある画像に適しています。高い圧縮率を実現できますが、圧縮率を上げすぎると画質が劣化するというデメリットがあります。
  3. GIF: アニメーションや簡単な画像に適しています。色数が少ないため、ファイルサイズが小さくなります。

以前の記事「JPEGとPNGの違い。記事のサムネイルに最適なのは?」もご参考ください。

ブラウザキャッシュやレイジーロード

画像そのものに変更を加えるのではなく、ブラウザキャッシュやレイジーロード(遅延読み込み)の技術を活用することも有効です。ブラウザキャッシュを利用すると、ユーザーが同じページを再訪した際に、画像を再度ダウンロードする必要がなくなり、ロード時間が短縮されます。レイジーロードは、ユーザーがスクロールして画像が表示されるタイミングで初めて画像をロードする技術で、初回ロード時のページ速度を上げることができます。

以前の記事「LazyLoad(レイジーロード)とは?メリットとデメリットを解説」もご参考ください。

まとめ

画像の最適化は、Webサイトのパフォーマンスを向上させ、ユーザビリティを高めるために欠かせないプロセスです。リサイズや圧縮、最適化ツールの活用、適切なファイルフォーマットの選択、さらにブラウザキャッシュやレイジーロードなどの技術を駆使して、効果的に画像を最適化しましょう。これにより、ユーザーの直帰率を低減し、SEO効果を高めることができます。

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