オーバーレイ広告、と聞いてどのような広告を思い浮かべるでしょうか。オーバーレイ広告とは、画面の上にかぶさるように表示されるWeb広告のことです。記事を読んでいる途中で急に広告が現れたという経験があるのではないでしょうか。今回は、オーバーレイ広告の種類とメリット・デメリット、気を付けたいポイントについてお届けします。
オーバーレイ広告の主な3種類
オーバーレイ広告にはいくつか種類があります。主なものは、「インタースティシャル広告」「アンカー広告」「ポップアップ広告」と呼ばれるものです。
「インタースティシャル広告」は、Webサイトを表示した直後や、ページの切り替え・遷移のタイミングで、最前面に表示される広告です。コンテンツの一部を隠したり覆ったりするようにして表示されます。ユーザーが「広告ページへ移動」もしくは「閉じる」をクリックしない限り広告が表示され続けます。
「アンカー広告」は画面の上部または下部に常時表示される広告です。画面をスクロールしても常に追いかけてくるタイプで、「モバイルビッグバナー」と呼ばれるサイズが採用されていることが多くあります。
「ポップアップ広告」は、閲覧中のページに重なった別ウィンドウで表示される広告です。コンテンツを閲覧している最中に、新たに小さなウィンドウが自動的に開き、そこに広告が表示されます。
オーバーレイ広告のメリットとデメリット
オーバーレイ広告のメリットは何と言っても視認性が高い点にあります。先に述べたどのオーバーレイ広告も、ユーザーの目に留まるような動きをします。 結果的にCTRの向上に繋げることができ、費用対効果が高くなります。 オーバーレイ広告のデメリットは、ユーザビリティの低下です。広告の費用対効果が高いオーバーレイ広告ですが、ユーザーがコンテンツにアクセスする際に不便を感じるほど過度に導入してしまうと、ユーザビリティを下げてしまい、Webサイトのブランディングに悪影響を及ぼす可能性があります。
オーバーレイ広告を導入する際の注意点
次に、オーバーレイ広告を導入する際の注意点について確認しましょう。 まず、オーバーレイ広告には、サイトのコンテンツ内容と親和性の高い広告を表示させることが大切です。コンテンツと関係ない内容の広告は、単にユーザーの見たいコンテンツの邪魔をするものと捉えられてしまい、ユーザーストレスの原因となります。 また、広告の表示タイミングも大切です。ユーザビリティを考慮したタイミングで表示するようにしましょう。たとえば、サイト訪問直後や、ページスクロール後、もしくやサイトを閲覧してからしばらく時間が経った後などが良いでしょう。
まとめ
オーバーレイ広告は目立つ一方、ユーザビリティを損ねる可能性があります。過度な演出や追従、複数の広告表示などでクリックを促すと、逆効果になり得ますので注意が必要です。
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