記事タイトルはSEOにおいてとても重要な役割を持ちます。どんなに記事に良いことを書いていても、記事タイトルで興味を引かないと実際に読んでもらえないということもあります。今回はSEOに最も効果的な設定方法について解説します。
タイトル修正で順位が大幅にアップすることも
SEO上位を獲得するためにはコンテンツが重要です。コンテンツを一文で表すのがタイトルで、タイトル(title)タグで定義されます。タイトル(title)タグに指定した文章によって、サイトに訪れるユーザーやGoogleなどの検索エンジンに対して記事内容を知らせることができます。タイトル(title)タグはSEO対策でも最優先にチェックすべき重要な項目のひとつです。 検索をするユーザーは、検索結果に表示されたタイトルを上から順番にチェックし、クリックする記事を判断します。そのため、表示されるタイトルを修正することで、SEOの順位がアップするということも多いのです。
ポイント1:タイトルに最適な文字数を意識する
SEO対策には、タイトルの文字数も関係します。タイトルの文字数が多いと、検索結果画面でタイトルの先頭部分のみが表示されます。そのため、 タイトルの後半部分に記事の内容が書かれていても、実際にユーザーには届かず、どんな記事なのかをユーザーに伝えるのに不十分です。こういった事態を防ぐために、タイトルの文字数を制限することが必要です。 タイトルが最後まで表示される文字数は、PCで「30〜35文字以内」スマートフォンで「36〜41字以内」です。PCとスマートフォンのどちらの検索結果にも対応するには「30文字以内」にするとよいでしょう。また、自身のサイトがPCからの検索が多いのか、スマートフォンからの検索が多いのかによってタイトルの文字数を決めると良いでしょう。 ただし、たとえタイトルが長くても、前半の30文字程度で言いたいことが言えていれば問題ありません。文字数にこだわりすぎず、タイトルの前半に意識してタイトルをつけるようにしましょう。
ポイント2:キーワードをタイトルに盛り込む
SEO対策には、記事のメインとなるキーワードをタイトルに盛り込むことも重要です。 タイトルにキーワードが書いてあることで、記事の内容をわかりやすくする効果があります。ただし、複数のページに似たようなキーワードを使用することはおすすめしません。基本的に、1ページにつき1キーワードを設定しましょう。似たようなキーワードを含んだタイトルにが複数ページあると、ランクインするページが定まらなくなり、上位表示がしにくくなってしまいます。また、無理にキーワードをタイトルに含めるのも避けましょう。
ポイント3:キーワードはタイトルの先頭のほうへ配置
キーワードはタイトルの出来るだけタイトルの先頭のほうへ配置しましょう。 人は横書きの文章を見せられると、文頭を探して画面全体の左側に視線が集中するといわれてます。ユーザーが、検索したキーワードを検索結果ページの中から探す際に、文頭に近いところを探すとすれば、タイトルの出来るだけ最初の方にキーワードを配置することでクリック率をあげることができます。
タイトルを変更することにはリスクもある
タイトルを変更することでSEOの順位がアップすることもありますが、変更することでユーザーニーズを満たさなくなってしまった場合には、順位をキープしていたとしてもクリック率が下がるリスクもあります。 特に流入が大きいようなコンテンツに関しては少しの変動でも大きな損失を生むことがあるので注意が必要です。目安としては、順位が1ページ目の下の方(6〜10位)にある記事に対してタイトル変更を試してみると良いでしょう。
まとめ
メディア運用には、新規コンテンツの作成も大切ですが、すでに作成したコンテンツのメンテナンスも大切です。既存記事のタイトル変更は、検索結果順位やユーザーの動向を見ながら、ABテストを行いましょう。非常に細かな作業にはなりますが、地道に試行錯誤していくことが大切です。
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