かさこ塾とは『好きを仕事にする大人塾』。
塾長のかさこさんは、写真集13冊・一般書籍7冊の出版歴のあるライター・カメラマン。
これまでに培ってきた経験をもとに、好きなことで仕事をするためのノウハウを多くの人々にレクチャーしています。
では、かさこさんに、好きなことを仕事にするための具体的な方法を教えていただくことにしましょう。
好きなことを仕事にするための7つの武器
① ネット発信ツール
「記事形式で発信できるブログ、気軽に投稿できて人とつながることができるSNS、仕事や活動内容を周回できるホームページの3つの発信ツールを上手に使い分けましょう。連携して使うことで、仕事獲得につなげることも可能です」
② 肩書+キャッチフレーズ
「個人で仕事をするうえで大事なのが肩書き。はっきり強みがわかる肩書きにして、差別化をしましょう。そのために必要なのがキャッチフレーズ。自分の強み、特徴、個性を示す
工夫をしてください」
③ プロフィール+プロフィール写真
「今までの人生の歩みを説明するプロフィールを、信頼を得るためにも作るべきです。略歴ベースで300~400字程度が目安。ネット上で覚えてもらうには、プロフィール写真も必要ですね。顔出しすると、信頼度が増して、仕事につながりやすくなりますから」
④ 活動理念+サービスメニュー
「活動している理由、どのような貢献ができるのかを示すのが活動理念。理念に基づき、具体的にどのようなことが、いくらでできるのかを明確に見せるのがサービスメニュー。メニューがないと、お客さんは何を注文していいのかわからないので、用意は欠かせません」
⑤ 自己紹介&仕事紹介動画
「文字や写真の他に、動画でも自分のことや活動をアピールすると、より親しみを感じてもらえ、リアルに伝わりやすい。編集やBGMを工夫すれば、感覚にも訴えることができ、仕事獲得の強い武器になります」
⑥ 強みがわかる個人名刺
「相手に強い印象を与えるような名刺を作ることをおすすめします。連絡先だけではなく、どのような強みや特徴があるのか、何ができるのか、そして活動内容をわかりやすく紹介するような内容のものを。名刺交換の際、話が弾んで、仕事が決まることも」
⑦ 活動紹介冊子セルフマガジン
「セルフマガジンとは、自分の仕事や活動内容をわかりやすくまとめたもの。冊子ならば、詳細な情報を盛り込め、気軽にめくってもらえ、興味を引きやすいというメリットがあります。ネットへの誘導や、新規開拓のDMとしても活用できます」
以上の7つのツールを手に入れて活用してください。そして自分の存在価値を世の中に発信しましょう。
好きなことを仕事にして大きな変化が
かさこ塾に入って、自分から発信をすることを覚え、人生が変化した人は多くいるといいます。
「会社務めで薬剤師をやりつつ、趣味のカメラの仕事をいつかしたいと思って入塾した方は、塾の講義風景を撮った写真が好評で、カメラの仕事がたくさん入るようになりました」
「消防訓練の会社を営んでいる方は、SNS上でおもしろい発信をすることを始めたら、数多くのメディアに取り上げられるようになりました」
昔に比べると副業可能な会社が増え、個人活動が自由にできる世の中になりつつあります。
会社に縛られがちなビジネスマンはもっと視野を広げて、好きなことを始めてはいかがでしょうか。
「独立・起業しなくても、会社員のかたわら趣味でやっている写真をSNSで発信して、いいねがいっぱいもらえるだけでも楽しいじゃないですか」
「かさこ塾に入る会社勤めの方は、好きなことをして稼いでいる他の塾生を見て、世の中が意外に自由であることに驚くようです」
今を楽しく生きることを考えて
最後に悩み多きビジネスマンに向けてメッセージをいただきました。
「いつ何が起こるかわからない時代です。東日本大震災のような自然災害でいつ死んでもおかしくありません。退職してから楽しいことをやろうなんて考えても、生きているかどうかもわからないじゃないですか。年金をもらえるかどうかもわからない。ですから今から好きなことを始めてみては。会社を辞めるリスクを背負うことはありません。会社勤めのかたわらプログとかから始めて、徐々にお金にしていけばいいのです。5年後ぐらいには独立できるかも。会社勤めと並行しながら活動することで、楽しい生活が待っている気がします」
年が変わり気分一新、人生と仕事をじっくり見つめ直して前向きに頑張りましょう。
(撮影・執筆=シン上田/appmart)
- ブーストマガジンをフォローする
- ブーストマガジンをフォローするFollow @_BoostMagazine_