無駄遣いが一目で。SMBCデビットで始める家計の管理方法

2017.12.25 18:07 更新

読了時間:11分52秒

サイフの代わりに使うとムダ遣いが減る? 2つのタッチ払いができるデビットカード活用術


現金を使わない「キャッシュレス」な暮らしが広がりつつありますが、なかでも「デビットカード」は、利便性に加えて、家計管理に役立つと注目を集めています。

では、銀行口座から決済されるデビットカードはどのようなメリットがあり、どう使うと便利なのか? 今回は、日本初のタッチ決済に対応したデビットカード「SMBCデビット」をピックアップ。

ライフハッカーの家計連載でもお馴染みの家計再生コンサルタント、横山光昭さんの話を交えながら、SMBCデビットを事例に、賢い活用術を紹介します。

2つのタッチ決済機能を持つSMBCデビットが家計管理に優れているワケ


電子マネー「iD」「Visa payWave」対応端末にタッチするだけで、スマート決済できます(端末はイメージです)。
Photo: 大塚敬太
最近話題のデビットカードですが、まずは、おさらいも兼ねて、そもそもデビットカードはどのようなものなのかを横山さんに伺いました。

横山氏:デビットカードは、支払の決済をした直後に銀行口座からお金が支払われ、通帳記帳すれば支払の記録が即時記載されます。クレジットカードのような時差がないので、家計のお金の動きが見えやすくなるのがメリットです。

近年ではVisaなど国際ブランドを搭載したカードが主流になっているので、ネットショッピングを含めさまざまな店舗で利用できます。利用すると、すぐに『支払いをしました』というお知らせメールが届くので、セキュリティ面も安心です。

クレジットカードのように、後払いではなく、口座の預金額の範囲内で決済されるため、使いすぎる心配がないデビットカード。お金の動きがリアルタイムで可視化されるので家計管理にも強いカードとなりそうです。

SMBCデビットは、「Visa」がついたデビットカードで、Visaのクレジットカード対応店舗なら基本的に利用可能。

また、SMBCデビットには、ほかのデビットカードと異なる大きな特長があります。それは2つのタッチ決済機能に対応していること。

1つは、コンビニやドラッグストア、カフェ、家電量販店など国内71万カ所もの多様な店舗で利用ができる電子マネー「iD」。もう1つは、世界71の国と地域で使える、海外旅行や出張時にも安心の「Visa payWave」です。

これまでタッチ決済機能はクレジットカードのみに搭載されていましたが、SMBCデビットが、デビットカードとしては初めて対応しました。ちなみにiD、Visa payWaveとも銀行口座から決済されるため、チャージの手間が不要。横山さんもタッチ決済搭載のデビットカードは大きなメリットを生み出すと語ります。

横山氏:デビットカードは便利ですが、支払時に『サイン』が必要な場合があり、『手軽さ』に欠ける部分がありました。それがSMBCデビットでは解消され、セキュリティ面でもタッチ決済は安心です。店員にカードを渡す必要がないので、スキミングなどの心配も減ります。特に海外旅行時などでは大きなメリットとなるでしょう。

では、SMBCデビットを利用している皆さんは、どのように活用しているのでしょうか? 入会後のアンケート結果を確認してみました。

SMBCデビットに申し込んだ理由は?

1位: 口座から直接支払える

2位: チャージ不要でタッチで支払える

3位: ATMに行く手間や手数料が節約できる

SMBCデビットを利用しているお店は?

1位: コンビニ

2位: スーパーマーケット

3位: 百貨店

SMBCデビットで支払った1回あたりの利用金額は?

平均利用金額: 3738円、iDでのタッチ決済平均利用金額: 953円

※株式会社三井住友銀行調べ(2017年8月時点)

手間やムダがなく、現金と同じように扱えることから、サイフ代わりとして日常のさまざまな生活シーンで利用しているようです。平均利用額は、定期券や家電量販店で高額製品を購入している場合もあることから、3000円台になっていますが、上位の利用店を考えると少額決済での普段使いが想定されます。

ムダ遣いさせない、お金の流れがクリアになる家計管理Tips


SMBCネットワークアプリの画像。左は、三井住友銀行の預金残高、SMBCデビットの利用金額など、グループ会社の利用状況がわかります。右は、SMBCデビットで支払った利用店や支払額が一覧表示されます。
Image: 株式会社三井住友銀行
ここからはSMBCデビットを活用した家計管理のTipsを紹介しましょう。横山さんに、家計のお金の流れが見やすくなるデビットカードを実際に管理していく上でオススメの方法を聞いてみました。

横山氏:家計管理で便利なのは、家賃、水道光熱費や携帯電話代、生命保険料などの引き落としを、デビットカードを利用している銀行の口座からすると、生活費の全体が通帳1つで把握できること。1カ月に使ってもよしとする金額しか入れておかなければ、必然的に使いすぎることもなく、予算内で生活する習慣をつくることもできるでしょう。

上限額を決め、家計の状況を常に可視化することで、いやでも家計と向き合うこととなるわけですね。ただ、すぐに来月から予算を決めろと言われても、筆者のようにズボラな人だと「どこにいくら使ったのか」を把握していない人も少なくないはず。そんな人はどうすればいいかと伺うと横山さんはSMBCデビットならではのツールを教えてくれました。

横山氏:スマートフォンアプリ『SMBCネットワークアプリ』なら支払店舗名、支払額、iDなどの決済方法が利用時別に表示されるので、管理やお金の流れが把握しやすくなります。利用記録を追うことで、「コンビニ利用が多かったから、ちょっとしたムダな支出が多かったのかも」「買い物の頻度が多すぎだ」など気が付くことができます。気が付いたところからお金の使い方をあらためて、ムダな支出をなくしていくことにつながるでしょう。

SMBCデビットは、学生から社会人まですべての人にとってメリットはありますが、フリーランスの人にとっても有効なツールになると横山さんは言います。

横山氏:個人事業主やフリーランスは、毎月の収入が保障されていません。ですから、後払い式のクレジットカードの利用は危険だともいえます。たとえ収入が見込めたとしても、予定通りにいかないこともあります。その点、デビットカードなら口座にある金額までしか使えないので安心です。

ポイントではなく現金でキャッシュバック、紛失盗難も万全の体制で安心


スマホやパソコンでのネットショッピングでも、充実したセキュリティや補償で安心して利用できます。
Photo: 大塚敬太
ここまでSMBCデビットのメリットやTipsをご紹介してきましたが、とはいえ「クレジットカードのようなポイントや、万一のときの保険やセキュリティは大丈夫?」と感じている方も少なくないかもしれません。

そこで、公式サイトを確認してみると、SMBCデビットの場合、前月1日~末日までの利用金額の0.25%を翌月20日に支払口座へ入金。つまり、使いみちに困ることもあるポイントではなく、現金で自動キャッシュバックしてくれます。

保険やセキュリティもしっかりと用意されていました。前述したタッチ決済でスキミングなどの不正利用を避けられるのはもちろんですが、支払後すぐにメールで利用のお知らせが届くので、不正利用があった場合にはすぐに気づくことができます。ネットショッピングでは、VISA認証サービスを登録・利用すれば決済時に本人認証が必要となるので、なりすましによる利用も防げます

それでも万一身に覚えのない利用があった場合は「SMBCデビットデスク」、盗難などの場合は「SMBCデビット紛失盗難デスク」で迅速に対応。いずれも日本語対応なので、海外で不測の事態に陥っても安心です。また、不正利用があった場合は、年間100万円まで補償してくれるそうです。

日本人にピッタリのデビットカードライフ

タッチ決済機能が搭載され、使いすぎる心配が無く、家計の明瞭管理も可能。さらにキャッシュバックと安心のセキュリティと補償まで用意されたSMBCデビット。

SMBCデビットは入会金・年会費無料。審査が不要で15歳以上であればだれでも(※中学生を除く)申込が可能です。新規での申込はもちろん、すでに三井住友銀行の口座とキャッシュカードを持っている方はカードの切替も可能です。

横山さんは最後に、デビットカードはまさに我々日本人にぴったりの決済手段だと教えてくれました。

横山氏:まだまだ現金主義が根強い日本ですが、逆の見方をすれば、即時決済でサイフからお金を払う感覚で利用できるデビットカードは、まさに現金主義の私たち日本人には向いた決済方法なんです。

※SMBCデビットとは、お買い物時に預金口座から即時に引き落とされる、日ごろの現金払いの代わりにお使いいただける年会費無料のVisaデビットカードです、※SMBCデビットは、(株)三井住友銀行と三井住友カード(株)が提供するサービスです(カード発行会社:三井住友カード(株))。※SMBCデビットを解約された場合、解約時点でのキャッシュバック累計額(入金予定額)はすべて無効になります。※SMBCデビットについてくわしくは、店頭の説明書またはホームページをご覧ください。※「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。

※Visaカードが使える世界中の店舗、インターネットショップの中でも、高速道路料金や機内販売、ガソリンスタンド、電気、ガスなどの公共料金などはお支払いにご利用いただけない場合があります。また、iDが使える国内の店舗の中でも、飲料自動販売機など、一部の店舗でのお支払いにご利用いただけない場合があります。そのほか、ご利用先の利用環境や、三井住友カード(株)の定めによりご利用いただけない場合があります。※海外でご利用いただいた場合など、ご利用店舗の処理方法によって、ご利用日の引き落としとは別に、為替レートの差異による差額分を後日引き落としまたは返金させていただく場合があります。※海外でのショッピング・ATM利用時のお引き落としは、「所定のレート(Visaの定める為替レート+海外事務手数料3.0%)」で円貨換算された金額がお引き落としされます。※海外ATM利用時は、ATM利用手数料(108円{消費税込/回}およびATM設置機関所定のATM手数料がかかります。※海外での現地通貨引き出しおよびカード再発行手数料の引き落としについては、キャッシュバックはありません。※SMBCデビットを解約された場合、解約時点でのキャッシュバック累計額(入金予定額)はすべて無効となります。※iD、Visa、payWaveをご利用の際も、お取引金額や条件により、サインや暗証番号の入力が必要となる場合があります。

Source: SMBCデビット

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