株式会社FLIGHTS(フライト)代表取締役社長 峠下周平氏と女性パイロットの堀内亜弥氏にお話を伺う最終回。ドローン事業を立ち上げた経験から峠下氏が語るクライアントニーズや、ドローン業界全体を巻き込みながら描く展望に迫る。
田口 いろいろとお話を伺ってきましたが、FLIGHTSさんへの依頼内容としては、映像のプロフェッショナルからの空撮依頼が多いですか?
峠下 空撮より、運用代行、運用教習が最近かなりの割合を占めてきています。半分以上は測量の会社で、ドローンの自動操縦のやり方の講習ですね。他にはセミプロの方からの依頼として、スキーの撮影をしてほしいとか、自宅の屋根の上を撮影してほしいとか、そういうニッチなニーズの空撮代行も行っています。
田口 そういったクライアントから自分たちに求められていることは何だと思っていますか?
峠下 「実」を提供することだと思っています。
田口 「実」とは?
峠下 正しい価値を提供することです。僕らも反省していることがあるのですが、最初、ドローンオペレーターを募集したら約500人の方から応募があり、そのうち50人の方を認定オペレーターという形にしました。オペレーターではあったのですが50人もいる大きな空撮会社です、という見せ方をしていたのです。
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