これからは、こんなタクシーが街を走りまわる。トヨタ、次世代のタクシー車両「JPN TAXI」発表!
最近はUberのような配車サービスもありますが、まだまだタクシーの利用が根強い日本。ついつい終電を逃したときは、お世話になっております。
そして日本のタクシーといえば、この形。
そう、このセダン。トヨタの「クラウンコンフォート」ですよね。
タクシー会社によっては黄色く塗ったり、デフォルトカラーのまま使っていたり。最近はプリウスとか、ナウい車両を使っている会社もありますけどね。
さて本題ですが、このほどトヨタが次世代のタクシー車両を発表しました!
名前は「JPN TAXI」、読み方はジャパンタクシーです。特徴は、その車両デザインからもわかるように「広さ」で、シートを起こせば車いすに乗ったままでも乗り降りができます。
車両デザインから3列シートのようにも見えますが、シートは2列で、乗車定員はこれまでのクラウンと同じ5名。でもスペースが広いので、これなら後ろに3人乗っても広そう。
テック的な特徴としては、充電用のUSBがデフォルトで設置されています。USBがあるからタクシーを使う、というビジネスマンも増えそう。
さてさて。このタクシー、どことなくロンドンのタクシー車両「ブラックキャブ」に似ていませんか? 世界のトヨタが、ブラックキャブの堅牢さをリスペクトしているような気がして…。これがJPN TAXIの胸キュン&胸アツポイント。
それにフロントグリルは、クラウンコンフォートを踏襲しつつも現代のトレンドに合うようデザインされています。モダンクラシックといいますか、新車両なのに古き良きタクシーっぽさが残っているJPN TAXIはトヨタのデザインセンスが光ります。
「これから、こんなタクシーが街中を走るのかー」と思うと、今回のニュースにはちょっとワクワクします。もちろんこれが街中を走るには、全国のタクシー会社がJPN TAXIを採用しないといけないわけですが、最近ではいろんな車両がタクシーとして走っていますし、新車を導入するならコレっていうタクシー会社も多いでしょう。
ちなみにクラウンコンフォートやクラウンセダンは一応「タクシー向け」でしたが、こちらは「タクシー専用車」。月販目標台数も1,000台なので、この形状に惚れ込んでしまっても、残念ながら一般の購入は難しいでしょう…。
JPN TAXIは、2017年10月27日~11月5日の東京モーターショーで出展されるとのことなので、気になる方はぜひ。
Image: © 1995-2017 TOYOTA MOTOR CORPORATION. All Rights Reserved.
via トヨタグローバルニュースルーム
Source: トヨタグローバルニュースルーム
(山本勇磨)
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