顔のテカリは不潔? あぶらとり紙で真のつや感を

2017.11.13 08:07 更新

読了時間:5分33秒



夏はもちろんのこと寒い季節でもテカリ顔した男性って、よく見かけますよね。清潔感に欠けるギトギトにテカったオイリー肌の男性は、女性はもちろん男性からも嫌われる傾向が……。顔のテカリの原因や油とり紙を使った対処法などについて紹介するので、顔のテカりやべたつきが気になる方は参考にしてください。

なぜ顔がテカってしまうのか

男性ホルモンの影響

男性ホルモンは、皮脂が分泌される皮脂腺を刺激する働きがあります。この皮脂の分泌が過剰になることが、顔がテカってしまう大きな要因なのです。ですから男性ホルモンの分泌が多い男性の方が、女性よりもテカりやすいのは当然のこと。男性ホルモンの分泌を抑える努力をすることが、テカり防止策のひとつといえます。

肌の乾燥

皮膚の潤いは、皮脂膜という天然の保護膜によって保たれています。皮脂の分泌量が少ないために皮脂膜が作られなくなると、肌が乾燥して外部からの刺激を受けやすくなり、肌内部に悪影響が及んでしまうことに。それを避けるために肌が皮脂を過剰に出すようになり、できあがった皮脂膜で顔がテカってしまうのです。

皮脂を取り除きすぎる

一日に何回も洗顔して肌に刺激を与えると、必要以上に皮脂を取り除いてしまうことになり、『もっと皮脂を出さなくては』と、肌が反応して逆効果になるケースも出てきます。その結果、皮脂がたくさん出てしまいテカテカになるので、皮脂の取り除き過ぎにはくれぐれも注意をしましょう

テカリを抑えるための方法

生活習慣を改める

仕事が多忙を極めると、食事や睡眠に気配りすることができなくなり、生活が乱れてしまいますよね。栄養バランスの整った食事は、肉体だけではなく皮膚の健康にとっても重要。皮脂の分泌に必要な栄養素が不足したり栄養バランスが乱れたりすると、肌は潤いを自ら作れなくなり、乾燥して皮脂を必要以上に出すようになるからです。また極端に睡眠時間が短いと、肌に悪影響を及ぼしてしまいます。毎日の生活習慣を改めて、食事と睡眠には注意をしたいものですね。

洗顔方法を変える

洗顔をする際には、ゴシゴシ洗いと、すすぎ過ぎは厳禁。必要な皮脂まで洗い落としてしまい、皮脂の過剰分泌を促すだけです。指先でゴシゴシ洗うのではなく、泡で優しく洗うようにしましょう。すすぎ方も変えてください。20回以上すすいでいるのであれば、10回を目安にして泡を流す程度に。そして熱いお湯ではなく、ぬるま湯を用いること。一日の洗顔の基本は朝と晩の2回までに。

以上のように変えください。必要な油分を残したままで、汚れがきっちり取れるはずです。

あぶらとり紙を正しく使う

あぶらとり紙の正しい使い方は案外知られていません。こすりつけるように使うのはNG。皮脂が失われ、肌のバリア機能が弱くなった状態でさらに強くこすりつけると、皮脂を分泌する毛穴を傷つけてしまうからです。傷ついた箇所から汚れや細菌が入り込むと、化膿や吹き出物の原因となるケースも。男性の中には力任せにこすりつける方が少なくないので、気をつけてください。汚れをこすり落とす感覚で使用するのではなく、過剰に分泌された皮脂だけをそっと吸着させるイメージで。皮脂を吸着させるのには、軽く押さえるだけで十分です。

あぶらとり紙の効果と種類

和紙タイプ

肌の部分によってタイプが違う混合肌の人におすすめなのが、和紙タイプのあぶらとり紙。皮脂を吸着する力が弱いので、一度に何枚か使用して加減を調整することも可能です。破れやすい分、優しく扱うことができるので、肌への負担は少なめ。あぶらとり紙を使ったことがないのであれば、和紙タイプから始めてみては。

フィルムタイプ

オイリー肌の方と相性がいいのは、強力なフィルムタイプのあぶらとり紙。
皮脂をしっかり吸着してくれるので効果的です。さらっとした肌を保つためにパウダーが配合されているものが多いのが特徴。敏感肌であれば、パウダー配合タイプは選ばないほうが無難でしょう。フィルムなので破れにくく、一枚あれば顔全体の皮脂を取り除くことができます。

あぶらとり紙の使用マナー

ご存知でしたでしょうか、あぶらとり紙を人前で使用することが、マナー違反ということを。
あぶらとり紙とは女性化粧品の部類に入るもの。あぶらとり紙を使うことは、お化粧直しの一環と考える向きもあって、化粧室や自宅といった人目がない場所で使用するのが常識といいます。人前であぶらとり紙を使用して、取れたあぶらを確認するなんて言語道断。鼻をかんだ後にティッシュを開いて確認するようなことなのです。男性といえども、人前であぶらとり紙を使用するべきではありません。

あぶらとり紙を使って顔のテカりを撃退

顔のテカりの原因と対策を紹介してきました。あぶらとり紙を日頃から使っている方でも、和紙とフィルムの2つのタイプの存在や、効果的なふき取り方はあることは知らなかったのでは。これを機にテカり撃退をスタートさせて、ツルツル顔を目指してみてはいかがでしょうか。


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