あなたの給料、平均年収よりも上ですか? 下ですか?
景気が上向いているといわれる今日この頃です。けれども、皆さん、景気の回復を実感できているでしょうか?
もちろん、「ボーナスがUPした!」と歓喜している人もいるはずです。一方で、働けど働けど給料が上がらない・・・と嘆きながら、書類の山と格闘している人もいることでしょう。
やっぱり気になる、給料のこと
社会人であれば、誰もが気になることがあります。
「周りの人たちは、いったい給料をどれだけもらっているのか?」という話題です。「俺は金なんかよりも、仕事のやりがいを重視している!」「世の中金じゃない!」と言っている人だって、やっぱり同世代の給料は気になったりしますよね。
ちなみに、転職情報サイトのDODAが発表している2016年の平均年収は、442万円とのこと(20~59歳までのビジネスパーソンの平均年収)。2016年は、それまでマイナスで推移していた平均年収がプラスに転じたそうです。アベノミクス効果なのでしょうか?
442万円は高い? 安い?
この442万円という数字を見て、あなたはどう思いますか。
バブル世代を経験している人であれば「ずいぶん安いものだなあ」と思うのでしょうか。
一方で、現在の若い人たちは「結構、もらっている人が多いんだな」と感じる人が多いかもしれません。世代間でだいぶギャップがあります。
そして、ずばり聞きます。あなたは平均年収よりも上でしたか? それとも、下でしたか? 私は残念ながら下でした・・・
平均年収=真ん中の順位、ではない!
ところで、平均年収と聞くと、たいていの人は「平均年収ジャストの人は、日本の年収ランキングでちょうど真ん中の順位」と思うはずです。そして、442万円前後の収入の人が、世の中の大多数を占めていると感じるでしょう。
しかし、この考えは間違いのようです。『図解 統計がわかる本』(山本誠志・著/学研プラス・刊)には、こう解説されています。
「日本の年収ランキングでちょうど真ん中の順位」の人は、平均年収よりかなり低い年収になるはずです。
(『図解 統計がわかる本』より引用)
実際に話を聞いてみると、私を含め、周りには平均年収に届かない人が圧倒的に多いです。なぜでしょうか?
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