「iMac Pro」のベンチマーク結果がリーク? 脅威の性能が明らかに
iMacって、なんだっけ…?
今年12月に発売される、究極の性能を詰め込んだ一体型Mac「iMac Pro」。8〜18コアのXeonプロセッサを搭載するなどスペック面でもただごとではないことが容易に想像できますが、一足早くそのベンチマーク結果らしきデータが発見されていますよ。
MacRumorsによって「Geekbench」で発見された「AAPJ1371,1」というiMac Proと思しきモデルには、Intel(インテル)がまだ発表していない「Xeon W-2140B(3.2GHz、8コア)」「Xeon W-2150B(3.0GHz、10コア)」というプロセッサが搭載されていることがわかります。またそれぞれの動作周波数は他の「Xeon Wプロセッサ」と比べると抑えられているようです。
まず10コア仕様のベンチマーク結果は、シングルコアが5345でマルチコアが35917。これはMac Proに12コアの「Xeon E5」プロセッサを搭載した仕様よりもマルチコアが約41%高速と、素晴らしいもの。これならきっと、VRコンテンツの開発といった重い作業もバリバリとこなせることでしょう。
さらに8コア仕様のベンチマーク結果は、マルチコアが23536と、iMac 5K解像度のCore i7 クアッドコア 4.2GHz仕様よりも約22%高速でした。また今回のベンチマーク結果には登場していませんが、iMac Proには18コア仕様のモデルも登場します。この18コアモデルはさらに素晴らしい性能を発揮してくれることでしょう。
近年のMacワークステーションはWindows搭載製品に比べて、そのスペックの低さが問題となっていました。しかしiMac Proは、そんな風潮を一挙に吹き飛ばしてくれそうですね!
Image: Apple
Source: Geekbench via MacRumors
(塚本直樹)
元記事を読む
- ブーストマガジンをフォローする
- ブーストマガジンをフォローするFollow @_BoostMagazine_