いざというときに役立つ、水で濡れた本を元通りにする方法
雨の日に本を放置してしまったり、お風呂に本を水没させてしまった時も、慌てる必要はありません。すぐに対処すれば、本を元通りにすることができます。
YouTubeに投稿された動画で、シラキュース大学図書館の保存の専門家が、水浸しになったハードカバーの本を読める状態に戻す方法を教えています。
必要なのは「大量のペーパータオル」「扇風機」「平らな板」「重しになるもの」それに少しの我慢です。
最初にペーパータオルを何枚か並べ、そこに水浸しになった本を置き、本の上にさらに数枚のペーパータオルを被せます。余分な水分を外に出すために、ペーパータオルの上から優しく本を押します。その後、10ページか20ページ毎に新しいペーパータオルを2枚ずつ挟み、まるで本にたくさんしおりが挟んであるような状態にしましょう。
それから、残った水分を絞り出すために、もう一度上から優しく本を押します。ただし、この作業をしている間、決して本を90度以上開かないようにしてください。でなければ、もろくなっている本の背表紙が破れる危険性があります。
その作業を終えたら、ペーパータオルを取り出して、扇風機でページを乾かします。ポイントは、大きな扇風機で、設定を低くして乾かすことです。一晩ほど風を当てて乾かしたら、翌朝には本は完全に乾きますが、ページを平らにしなければなりません。2枚の板の間に本を挟み、その上に重しを乗せましょう。24~48時間そのままにしておけば、新品みたいにきれいになるはずです!
すぐにここまでする時間がない場合は、水浸しになった本をビニール袋に入れて冷凍しておいて、後でこの作業をしても大丈夫。なにより時間が1番大事なポイントです。
Image: YouTube
Source: YouTube
Patrick Allan – Lifehacker US[原文]
(訳:的野裕子)
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