テキストを読む時間がないなら、斜め読みするといい
突然ですが、教科書や資料を読むのって、なかなか大変ですよね。すみからすみまでしっかり読めるのが理想ですが、もっと現実的な方法「斜め読み」をご紹介します。
この方法は、科目によって向き不向きがあり、生物学のような科学系の科目には特に有効です。今度、授業についていくのが遅れがちになったら、次のことを試してみてください。
読むべきチャプターのページを開いたら、本文には一切目を通さず、見出しだけを読んでください。チャートがあれば、それが何を示そうとしているか察知して、図表だけを理解すればいいと思いましょう。
本文からヒントをもらう必要があるときだけ、本文を読みます(セクションの見出しを拾っていくと、本文のどこを読めばいいかわかります。さらに、各パラグラフの出だしを読むようにすると、今、何について理解しようとしているかがわかりやすくなります)。こんなふうにして、「効果的な斜め読み」でチャプターの終わりにたどり着くころには、そのチャプターの内容がかなり把握できているはず。
そんなの誤魔化しじゃないかって? いいえ。そんなことはありません。勤勉な学生なら、もう一度そのチャプターに戻り、今度は本文をしっかり読むはずです。そのときは、先ほどの「斜め読み」で重要な個所が既にわかっているので、内容をずっと楽に理解できるでしょう。
そこまで勤勉な学生でない場合でも、教科書を開きもしなかったクラスメートよりは授業についていけるはず。インストラクターをしているときの私が学生にするテストは、チャプターの小見出しが回答になるものがとても多いです。是非、読者の皆さんも時間が無いときは、この「効果的な斜め読み」を実践してみてください。
Image: Kim Heinbuch via Lifehacker US
Beth Skwarecki – Lifehacker US[原文]
(訳:春野ユリ)
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