見た目を変えれば仕事も上手くいく
私は以前、このフムフムのコラムで高級腕時計の話を書いた。本を読んでいるうちに高級腕時計が欲しくなってしまい、ついに、清水の舞台から飛び降りるつもりで腕時計を買ってしまった。車も買ったことがない私にとって、史上最高額の買い物かもしれない。
私はもともとメカ好きということもあって、腕時計のメカニックな部分に惚れて購入したわけだが、この数カ月の間に、予想もしていなかった反応があった。
腕時計一つで変わる、他人の反応
高校時代からの友人と渋谷で会食した。食事中、友人が私の腕時計をチラチラ見ているのがわかる。そして、「その腕時計、結構高いんじゃない?」と言われたので、「まあまあだよ」と軽く返事をした。そのときは「ふーん、あいつも腕時計に興味があったのか」程度の気持ちでしかなかった。
私は別に腕時計を見せびらかそうと思ったわけではない。もともと私はオタクである。単純に、腕時計を付けて楽しみたいという気持ちがあった。何しろ、買ったばかりのときは四六時中(今もそうなのだが)、腕時計を眺めていたほどだ。それは私が美少女フィギュアを眺めているときと、変わらない感情だ。傍から見たらなかなかのキモイ雰囲気を醸し出していたに違いない。
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