グループがチームに変わっていくために必要なこと
「チーム」と「グループ」の違いとは?
部署移動があったり、新入社員が入ってきたりと会社内で人の移動が起こる時期は、それに伴って新しい「チーム」や「グループ」が形成されます。この2つは、どちらも「集団」を意味する言葉ですが、皆さんは、どちらの集団がより“強い”と思いますか?
チームというと、「日本代表チーム」や「チームプレー」というふうに、それぞれの個の力を合わせ、最大限のパフォーマンスを発揮する集団というイメージが持てます。一方でグループは、「グループ会社」や「グループワーク」など、ある共通点や目的のもと括られた集団というイメージですよね。
今回は、そんなビジネスにおける「チーム」と「グループ」の違いについて解説していくとともに、信頼されるリーダーの条件について紐解いていきます。
グループはチーム形成における初期段階
チーム形成において、新しくチームがつくられたばかりの初期段階では、力量のある個人が集まっていたとしても、集団としての力を最大限に発揮できない「グループ」の状態であると考えられます。この状態から「チーム」へと昇華するためには、次の段階をクリアする必要があります。
ステージ1. メンバー同士の探り合いの段階
人が集まったばかりの初期段階は、メンバー同士が互いの距離感を探り合っている緊張状態となっています。この状態では、個々人が頑張ろうと思っていたとしても、コミュニケーション不足によりパフォーマンスが低下してしまいがちです。
しかし、難しく考えることはありません。コミュニケーションを活性化させるには何かきっかけがあればよいので、自己紹介をしたり、飲み会を開いたりするなど、メンバー同士がカジュアルに互いの情報を交換できる場を設けてみることで、コミュニケーション不足を解消することができるはずです。
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