会社員から転身してルーヴルで最高位金賞を受賞するまでになったアーティストが語る「夢の実現させ方」
日本の伝統文化である「書」を書画・メディアアート・彫刻へと昇華させながら、文字に内包される感情や理を引き出し表現する、書家・アーティストの紫舟(ししゅう)さん。その作品は唯一無二の現代アートとなっており、パリ・ルーブル美術館で開催されたフランス国民美術協会サロン展2015にて高い評価を受け、日本人初となる金賞をダブル受賞しています。
しかし、ウェブメディア「Mugendai」によると、紫舟さんが高い評価を受けるまでには数多くの挑戦があったようです。そもそも、紫舟さんはそのキャリアの最初から書家だったわけではなかったのです。
紫舟:会社を辞めたことは、私が人生で初めてくだした大きな決断です。会社を辞めてからその後、どのような道へ進むかは決めていませんでした。今振り返ると、6歳から書道をやっていたこともあり、自分はいずれ書家になるという感覚が心のどこかにあったと思います。それなのに、ずっと聞こえないふりをしていました。会社を辞める決断をした時、初めて心の声に耳を傾けたのだと思います。
キャリアの中で大きな転機になった出来事の1つが、2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』題字を担当したこと。紫舟さんはコンペを勝ち抜き、チャンスをつかみます。
紫舟:書家になった頃は、大河ドラマの題字を書くなどということは雲の上のような話でした。2010年の大河ドラマの題字は、例年のオファー形式とは異なり、珍しく多くの公募者の中から選ぶコンペ形式でした。そのため、無名だった私にもチャンスが回ってきました。決まった時は本当に驚きました。
評価されるまでにいくつもの挑戦を乗り越えた紫舟さんは、「夢は困難の姿でやってくる」と語ります。紫舟さんの「夢を叶えるコツ」は以下のリンク先でご覧ください。
「北斎は立体を平面に、紫舟は平面を立体に」――表現の常識を覆す「書」に込めた想いとは | Mugendai(無限大)
(ライフハッカー[日本版]編集部)
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