睡眠時無呼吸症候群を救う、使い捨て快眠ガジェット「Airing」
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人口のおよそ2%にのぼる患者数がいると言われる睡眠時無呼吸症候群。実際には診断を受けていない潜在患者も多いとされています。
寝ているうちに呼吸が止まり、脳や心臓への酸素の供給が滞ってしまう、恐ろしい病気です。一般的には、喉の奥の内壁が下がり、気道をふさぐことが原因とされています。
これまで、唯一の効果的な対策は、CPAPと呼ばれる吸入器で空気を送り込む治療法でした。
ただ、CPAPは鼻と口を覆うマスク状の吸入器にパイプが繋がっていて、かなり大掛かり。着け心地も悪く、ギブアップしてしまう患者が多いそうです。
そんな問題を解決し、患者の快眠を実現するべく開発されたのが「Airing」。手のひらに収まる超小型サイズです。
カナル型イヤホンのような「ノーズバッド」の部分を、鼻の穴に装着するだけ。空気の吸入と排出は別の部分で行われます。
リチウム電池よりも省エネ効果の高い電池「Zinc-Air」を使用することで、8時間の連続使用が可能です。さらに嬉しいのは、1回ごとの使い捨てなので、毎日清潔な 「Airing」を使えること。これまでのCPAPは同じものを何度も使うため、衛生面での問題もありましたが、これなら毎日洗う手間が省けますね。
既に計画の9倍近い資金を集め、さらなる改良のための研究に取り組んでいる「Airing」開発チーム。快眠を求める方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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睡眠時無呼吸症候群を救う、ちいさな快眠ガジェット「Airing」 | ROOMIE(ルーミー)
(鈴木さや子)
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