世界初、Watson搭載のロボットコンシェルジュがヒルトンホテルで採用される
ロボット接客加速中。
世界のヒルトンホテルに、ロボットコンシェルジュ「コニー」が導入されました。IBMとヒルトンが共同開発、コニーという名はヒルトンホテル創業者のコンラッド・ヒルトン氏によって命名されました。
このコニー君の姿はどこかで見たことあると思ったら、アルデバラン社のNAOですね。コニー君に吹きこまれた人工知能Watsonは、挨拶はもちろん、客の話す言葉を理解し、ホテルに関する質問に答えてくれ、近くのレストランや観光地情報、サービス情報等を教えてくれます。Watsonを利用して自然言語を利用したインタフェースで旅の情報を提供する「WayBlazer」も搭載。
客がコニー君と話せば話すほど、知能はどんどん精度が上がります。客からの質問内容とコニー君の回答内容は全て記録され、宿泊体験の向上に活かされていく予定とのこと。現在アメリカのバージニア州にある、ヒルトンマクリーンホテルに試験的に導入されていますが、今後のコニー君の導入計画は不明です。
日本ではペッパー君が各地でコンシェルジュとして活躍し始めていますが、彼らはどれだけ優秀に接客できているのでしょうね。いずれにせよ、ロボットとAIは、私達の生活の目に見えるところまでやってきています。
source:IBM
Jamie Condliffe – Gizmodo US[原文]
(mayumine)
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